元単身赴任ミドルのブログ foggy

40代の単身赴任中間管理職の頃に始め、60歳を過ぎた今は思いつくままに書いています。大分県日田市出身、福岡市在住

犠牲バントはメジャーでは使わない作戦 -世界野球革命-

2007年05月18日 | わくわくスポーツ
WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で、苦難の末に優勝した王・ジャパン。日本中が沸きかえりましたね。イチローのリーダーシップやチームワークの良さも印象に残りました。
さて世界一を達成した日本プロ野球は、メジャーリーグに追いつき、追い越すことができたのでしょうか。この本は、日米の野球感の違いを明確に語ってくれており、大変興味深い1冊です。面白いです。

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世界野球革命
ロバート・ホワイティング著 / 松井 みどり訳早川書房 (2007.4)通常24時間以内に発送します。



■外国人監督や選手が批判する練習

日本のプロ野球は、練習が好き。
秋と春のキャンプともなれば、朝10時から夕方まで、みっちり練習します。
練習の後は、宿舎でミーティングそして素振りやシャドーピッチング。

練習の合間には、個人への特訓もあります。
野手は1000本ノック、投手は300球以上の投げ込み。

こうして、型を作り、長丁場を乗り切る体力を養う、これが日本の練習。


一方、メジャーのキャンプは、2月15日にようやく始まり、それも1日3時間。細かなフォーメーション練習などはありません。
選手は、豊富なマイナー選手の中から選べば良いわけで、特訓は長いシーズンの体力を消失させてしまうと考えています。


練習一つをとっても、日米の差は歴然。
であれば、メジャーからやってきた監督や選手が、日本の野球をみて「いったい、これがベースボールか?」と驚くのは無理はありませんね。


■自己犠牲

日本では、「ノーアウトもしくは1アウト1塁」の場面で最も多用される作戦は「犠牲バント」。
数年前、中日の川合選手が犠打の日本記録を打ち立てました。
自己を犠牲にして、チームに貢献する。

ところがメジャーでは、犠牲バントは、最悪の作戦。
大量点でビッグイニングを狙うメジャーから見れば、川合選手の犠打日本記録は「ナンセンスな記録」となってしまうのだそうです。



この本には、日本でプレーした外国人選手や野茂やイチローなどのメジャーへの挑戦者の話などが詳細に語られています。
さらにはWBC開催の裏舞台も。

非常に興味深く読みました。

面白い!!



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
タツさんコメントありがとうございます! (YH)
2007-05-21 18:12:57
日本人メジャー監督、ちょっと考えにくいですね。
言葉やマネジメント、練習方法などが違いすぎますよね。考え方も違うし。
難しそうですね。
返信する
Unknown (タツ)
2007-05-21 12:49:03
こんにちは。

日本の集団的なやり方と、アメリカの個性重視、個人主義的なやり方は会社などでも違いますね。

最近は米国人監督でも日本の野球の成果がでるようになりました。

この辺は彼らの学習ですね。

日本人選手のメジャー入りは数々ありますが、監督のメジャー入りはいつか?
返信する
七星さんコメントありがとうございます! (YH)
2007-05-19 18:59:09
テレビでメジャーリーグを見ていると、確かにバントのシーンに出会いません。犠牲バントは日本独特の美学なのかもしれませんね。
返信する
複雑ですね (七星)
2007-05-18 21:41:18
こんばんは。七星です。
犠牲バントが認めてもらえないのは厳しいですね。
コツコツとというよりもスカっと打つって感じなんで
しょうね。スカっと三振もありって感じで。
返信する

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