ちょこ歴旅

歴史旅…というほどじゃない、気楽な史跡巡り備忘録
(※和菓子ネタはブックマーク「和菓子の国の人だから」へGo!)

新宮ブルー

2020年12月16日 22時22分08秒 | 散策、お出かけ
18切符でのんびり日帰り列車旅。
夏の新宮を楽しんできました。


最寄駅から阪和線で和歌山へ。
和歌山から紀勢本線に乗り換えると、
ローカル感が増してきました。
「これ、これぞ18切符の旅…。」

上機嫌の私が紀伊田辺で乗り換えたのは
2両編成のワンマンカー。
「クゥ~ッ!堪らんな…。」

ローカル感満載のブルーの列車で
のんびりまったり…
のはずが、時刻は平日の8時前。
多くの学生さんが乗り込んできて、
あっというまにプチラッシュアワー。
「ありゃ?これは予想外…。」

そんな学生さん達も白浜の手前、
朝来(あっそ)で一気に下車。
無人駅で唯一開いた前方の扉を目指し、
ぞろぞろ通り過ぎました…。
ついつい物珍しげに見ていたので、
「平日朝から暇なおっさんやな。」
と思われたかもしれません。

その暇なおっさんは朝来から先、
乗客数人のローカル列車を大満喫。

串本駅の「全てのドアが開きます」と
いう誇らしげなアナウンスにほのぼの。
そして終点の新宮の手前では、熊野灘
のオーシャンブルー!

それはもう最高な時間でした!

さて、新宮でのお楽しみは紀州徳川家の
付家老、水野氏三万五千の新宮城。

小ぶりながらも、大手道は立派な石垣や
虎口で守られています。

そして本丸跡は意外に広々とした空間。

新宮川に面した北側には出丸跡や舟入、
蔵が建ち並んでいた跡も窺えます。
そして新宮川はブルー!

本丸東側の切り立った石垣は立派で
往時は三重天守まであったらしく、
その辺の小大名の城より立派かも。
保存・整備状態も期待以上に良く、
大満足です。
この新宮城や田丸城は紀州藩家老の
居城ですが、観光地化されておらず、
○○武将隊とか、所縁もない忍者とか
チャラチャラした輩がいなくて、
ゆっくり見学出来ます。

最後に熊野三山のうち熊野速玉大社へ。

さすがに鳥居は朱色、レッドですが、
夏の空はあくまでブルー!
コロナの一日も早い終結と帰路の安全を
しっかりと祈り、城+電車旅を満喫の
夏の一日は終了です。

青い海、青い空…ブルーが似合う新宮は
また訪れたいと思わせる町でした。


~今回の甘いもの~
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183(和歌山)串本 うすかわ饅頭
184(和歌山)新宮 鈴焼
185(和歌山)新宮 天の川

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