砂上の楼閣

たまに思いついたことを時々書いたり書かなかったり。
ジャンル未定の備忘録みたいなものです。

カッサンドラの予言

2006-03-11 23:44:55 | ブログ

 ギリシャ神話でトロイアの戦いの物語があります。

その話の中で、トロイアにカッサンドラという王女がいました。

ギリシャ神話は、皆さんご存じのように、神と人間の間で割と簡単に異性関係を結ぶ話であります。

この場合は、アポロンがカッサンドラに男女の関係を迫ったのに、カッサンドラが拒んだ事に腹を立て、予言の能力を与えたが、その予言に関しては誰も耳を貸さないという罰を与えた。

まぁー結局のところ、男女の関係は結んだのだから、罰は与えなくても良いようなものですが・・・

トロイアの滅亡を予言しても、誰も耳を貸さなかったというのは、真実を見通しているのにそれに対して何も出来ないという残酷な罰だと思う。

未来を知り得ても、神でない人間はそれに対する対策を取れない。

 さて、ここにBSE汚染などという悪い予言がなされました。

これは、カッサンドラが予言したものなのでしょうか?

なぜ、こんな事を書いているのかと言いますと、牛肉の輸入問題が話題となっておりますが、結構アメリカって気にしていないのですよねー。

BSE汚染はない!文句がある奴はかかってこい!みたいな・・・

 かつて日本にもお告げが下されようとしていました。

BSEのリスク無いことを証明してもらおうと考えていたのに、EUのBSEリスク評価で4段階の内レベル3という高い評価をされたのです。

それで、その予言(EU評価)がされないよう黙っていてね。っと頼んでいたらしいのですが、結局、予言はなされ、日本のお役所はそれに対して科学的根拠が無いとか文句を付けていたのですが、狂牛病が日本でも発見され予言が真実であることが判明したのでした。

 今回も、アメリカの牛肉はBSEに汚染されているという予言がなされていますが、その予言に対しどのような態度を日本政府は取るのでしょうか?

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マーク・ノップラー

2006-03-11 02:16:18 | 音楽

 この前、ローカル・ヒーローで紹介したが、彼は映画のために曲を書いている。

LOCAL HERO

CAL

LAST EXIT TO BROKLYN

THE PRINCESS BRIDE などの映画での音楽、どれも良い!

 さて、この中で「THE PRINCESS BRIDE」っていう映画が、私のお気に入りなのである。

監督は、ロブ・ライナー。

作品は、「スタンド・バイ・ミー」、「恋人たちの予感」など誰もが知っている作品を手がけた監督である。

プリンセス・ブライド・ストーリー(邦題)はあまり知られていない映画である。

映画の始まりは、おじいさんが風邪をひいた孫のために本を読んであげるところから始まる。その物語が「プリンセス・ブライド」っていうお話。内容は、農夫だった主人公がひょんな事から海賊になり、これまたひょんな事から王子の結婚相手となった恋人を悪者や王子から取り戻すために戦い、ついにはハッピーエンドで終わる物語。この話を孫に話すおじいさんがピーター・フォーク。

ロブ・ライナーの映画らしく、テンポのよい作りで見ていて引き込まれていく。そして、その場面場面にあった音楽をマーク・ノップラーが手がけているので、正に「鬼に金棒」とはこのことかと思う出来映えの作品。

  そうそう、言い忘れていましたが、マーク・ノップラーはダイア・ストレイツというバンドを組んでおりました。「悲しきサルタン」って言う曲を大学の時に聴いて、なかなか渋い曲やなぁーと・・・・それからローカル・ヒーローを見るまで、きれいさっぱり彼のことを忘れておりました。

ではでは、AS YOU WISH

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