砂上の楼閣

たまに思いついたことを時々書いたり書かなかったり。
ジャンル未定の備忘録みたいなものです。

新宿から清澄まで

2006-03-25 18:38:30 | ブログ

 東京で桜が開花したとのこと。

以前東京の清澄に住んでいたことがあり、桜がきれいだったのを思い出した。

特段、花見に行ったということはなく、清澄、森下の町並みで咲いている桜を見た程度だ。

夜桜見物を、一度試みたことがあるが散々だった。

歌舞伎町で飲んだ後、清澄まで歩いて帰った際に花見をするといったものだ。

フラフラの状態で重たい鞄(パソコン入りで約4kg)を持ちひたすら歩く。

ルートは、都営新宿線と同じである。

 まず、区役所通りを靖国通りへと1歩進んで2歩下がる 

y=(1-2)x 

後ろ向きでないと目的に着けない歩き方で呼び込みの人たちをかいくぐり、左に折れて花園神社へ。

その先の交差点を右に曲がれば新宿3丁目の駅へとつながる。

しかし、午前2時には電車がない。2時まで飲んだらカネもない。ましてやまともな知恵もない。

仕方がないから曙橋へとまっすぐ進む。曙橋までは楽勝だ。

そして防衛庁の門を見ながら市ヶ谷へと。

市ヶ谷から九段下は、靖国神社の杜の性かちょっと寂しい。歌いながら歩いてもOKの場所だ。

神保町から小川町を通り過ぎ岩本町まで歩けば職質される。ビル荒し等にご用心。

東神田で右に折れ、清洲橋通りを歩き出す。

そうそう、東神田といえば、都築道夫の小説で砂絵のセンセーが住んでるなめくじ長屋のあった場所。

馬喰横山まで歩けばもう勝利は目前。酔いは、既に醒めている。

浜町を過ぎ新大橋通りと交差する。清洲橋で隅田川を渡れば、江東区。

万年橋にたどり着けばねぐらとなる。

しかし、花見するにも桜がなかったような・・・・このコース。

きっと、九段であたりで内堀に行けば良かったのかも。

真夜中には靖国には入れないし・・・

やはり、花見というものは、飲む前に桜のある場所に行っておかなければと悟った次第です。

コメント
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