コメントに訂正文を載せています。 正しくは、「看護師」です。 ←27日加筆
看護士という言葉がある。
男女雇用機会均等法で使われる言葉である。
男女という性差で機会が奪われるのを防ぐために従来の看護婦や保母、営業マンという言葉で募集してはいけないとのこと。
そういう趣旨は良いことかも知れない。
しかし、そのために従来使われてきた看護士を男女共用で使うのは如何なものか?
看護資格者とかいう新しい言葉を作って男女共用すれば良かったのに・・・
看護婦は女性、看護士は男性をイメージするのに、その両方を含む集合体が看護士であるなんて・・・
看護士という集合は、看護士と看護婦から成り立っています。言い換えると、男性という集合は、男性と女性から成り立っていますというように感じるのです。
人間という集合は男性と女性から成り立っています。これは問題ないですよね。
通常、人間という言葉に、男を指すあるいは女を指す意味はないですよね。
だから、私は、性別をイメージできない新しい言葉が必要なんだと考える。
看護資格者という集合は、看護婦と看護士から成り立っているという風にすれば違和感がなくなると。
女性の看護士、男性の看護士、なんて嫌な感じの言葉だろう。
同様に、保母と保育士。保育士という言葉が保母と保育士を含んでいる集合の名前になっている。
保育資格者とでもすればよい
看護婦を看護士と呼ぶというのは、ジェンダーとか男女機会均等とかいう問題ではなく、国語力の無さだと思う。