砂上の楼閣

たまに思いついたことを時々書いたり書かなかったり。
ジャンル未定の備忘録みたいなものです。

徳永英明

2006-03-27 02:03:42 | 音楽

 VOCALISTというCDアルバムがある。

女性シンガーが歌っていた曲を徳永英明が歌うのである。

沢田知加子の「会いたい」という曲がある。

女性がこの曲(っていうか歌詞)を歌うのは卑怯だと思っていた。

ベタベタやん!と、死んでしまった彼の想い出を切々と歌うなんて。

それが、彼が歌ったことにより曲の印象が変わってしまった。

カラオケで気軽に歌えないし、歌われてもちょっと暗いような・・・・と思っていたのを消し去ってくれた(ただし下線部の所のみ)。

この曲はレパートリーに入れてOKじゃん♪

たとえば、女性と飲みに行きました。

彼女がこの曲を歌いました。

さて、どうでしょう? 「えっ! あれ? 俺、まだ死んでないけど・・・・」あるいは「こいつ何か引きずっとるかいな? えらい重たそうやけど」と大抵の男は思うかも知れない。

では、私が歌えばどうなるか。

きっと相手は、「うっ! このおっさんただ者ではないな!」 あるいは、「なんて繊細な人なんだろう・・・太ってるけど」と思うでしょう(妄想モード突入中)。

 まぁー、妄想はさておき、ご存じのように、彼の歌唱力は飛び抜けてすばらしい。

余力を持ち軽く流しているような、聴いていて不安感がない歌い方だ。

きっと彼は、歌っている瞬間がものすごく楽しいのではないかと思う。

否、楽しいとかではなく、生きている実感を持てる瞬間なのかも知れない。

だから、聴いているこちらも、なんとなく歌詞とは関係なく、楽しんで歌いたくなるようになる。

ハハッ、山の中の一軒家で良かった。

コメント
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