デジタルカメラを最初に買ったのは2000年だった。
オリンパスの130万画素のデジカメで、人物のスナップや仕事で作成するレポートに使う写真程度の利用だった。
風景写真とかはフィルムカメラで撮り、ネガをスキャンしてデジタル化していた。
でも、フィルムは高くつくのでそんなに写さなかった。
まずフィルム代、そして現像代とプリント代。写せば写すほど金が掛かる。
フィルムも余れば現像せずに次回に取っておこうかと思っても次回がいつあるか分からないし、適当に撮って現像に出してみる。
ろくでもない写真の大量生産、資源の無題使いになっていた。
デジタルの良さは、金が掛からない点だ!
金が掛からない。なんて良い響きだ。
パソコン画面で写真の出来具合がわかる。失敗した写真は消せばよく、気に入ったのだけプリントすればよいのである。
私は人にやる場合だけプリントするが、写真を趣味にしている人は結構プリントしているみたいだ。
金は掛からないと言ったが、物欲とは恐ろしものだ。
画素数が多いカメラが出るとついつい欲しくなる。
130万画素で写したものをサービス版でしかプリントしていなかったのに・・・
それ以上の大きさのプリントをする気はないが、パソコン画面ではそれ以上の大きさで画像を見ているのでいろいろよからぬ事を考える。
500万画素だ800万画素だと言われると、ついついそのサンプル画像を見てみたくなる。
それらの画像は、パソコン画面上で収まるように縮小して見てもきれいであるが、等倍で見ると画面にはその画像の一部しか写らない。
それは今まで見たこともない画像だった。
だから、900万画素のカメラを買ってしまっていた・・・
口で言っても(っていうか拙い文章では)仕方ないので、写真を貼ってみる。
まずは、サービスプリント程度の写真
次にパソコンの画面いっぱいのサイズで見た時の画像の一部分を貼ってみる。
サービスプリントサイズと同程度のサイズに切り取ってみた。
最後に900万画素等倍表示させた時の画像をサービスサイズ程度に切り取ると
私は梯子マニアではないが、梯子が写っているのが確認出来るとうれしくなる。
パソコン上で画面表示を拡大していけばいくほど、見えないものが見えてくるような気がする。
当然、130万画素ではここまで拡大出来ない。
900万画素でこうだから、もっと画素数が大きいのが出れば買ってしまうかもしれない。
また、それに関連するソフトも買うだろう。
既に、コーレルのペイントショッププロもフォトショップエレメントも買ってしまった。
金がかかっている・・・・
プリントはしないけど、そのうちハードディスクは買うだろう・・・・
やはりデジタルでもカメラは金がかかるのか・・・
合掌。