皆様こんにちは。綜合診療医からの健康アドバイスの時間です。
今日の沖縄は曇り時々晴れ。予想最高気温は18度と真冬です。四日前でしたか、最高気温が27度の夏日でした。そして、今日の気温。体調管理が難しいですね。しかし、巷では新元号は何か?で大いに盛り上がっていますね。新しい時代は、明るいニュースが多ければいいですね。では、本題へ。
妊娠の十回に一回は合併症が起こります。
例えば逆子などです。
そのような場合は分娩が難しくなるので帝王切開を受けることもあります。
帝王切開を行うかどうかの判断は国や地域によって異なります。
日本でも地域差があることがわかっていますが、全体としてその頻度は増えているようです。
これは分娩に伴う産科的合併症を避けようとする傾向から来ていると思います。
帝王切開を行うことができない国では、通常の経腟分娩を選択することになります。
帝王切開を行うことができる国の中では、かなりの割合で帝王切開を選択しているところもあります。
例えば、ブラジルやイタリアそしてイランなどでは、子供の40%以上が帝王切開で生まれています。
このように、帝王切開が行われる頻度が多くなってきていることは様々な問題をもたらしています。
例えば、術後の傷の感染合併症です。
特に肥満の妊婦さんが帝王切開を受けた場合に、手術後に細菌感染を起こしてしまうリスクが高くなります。
沖縄本島北部、恩納村の海岸です。
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