総合診療医からの健康アドバイス

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高齢者では錠剤の大きいサプリに注意

2017-02-07 09:26:11 | 医療情報

 皆様こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。やったね。男子ゴルフの松山英樹選手は、アメリカアリゾナ州のスコッツデールで行われた、フェニックス・オープンで優勝し、アメリカ男子ツアーの日本人単独最多勝利の四勝目をあげました。すごいですね、これでメジャー優勝も夢ではないということです。松山選手や他の石川選手等の日本人選手の世界での活躍は嬉しいですね。応援しましょう。では本題へ。

 

 

 若い人だけでなく、高齢者でもサプリ使用で体を壊しての救急受診者が増えています。


 錠剤のサイズが大きいサプリによる窒息感や嚥下困難が受診理由となっています。

 


 あるサプリは非常に大きなタブレットでできています。


 たとえばアミノ酸のサプリです。



 人々は、サプリの容器を購入前に開けてみることはあまりありません。


 これらの商品では錠剤の大きさが消費者に知らされずに、人々が商品を購入してみて初めて気付くことが多いようです。

 


 購入したサプリ。


 なかには高額な商品もあります。


 患者さんによっては、もったいないので毎日服用していたら、うまく呑み込めなくて、そのタブレットで「窒息する」ということも起こっています。


 高齢者では錠剤の大きいサプリの使用は避けたほうが良いですね。

 

 

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