平成26年第5回生坂村議会臨時会の開会の挨拶
皆さん、おはようございます。
それでは、平成26年第5回生坂村議会臨時会の開会に当たり、ご挨拶を申し上げます。
二十四節気の小雪が過ぎましたが、この3連休は暖かい日が続き、秋野菜の収穫がはかどったかと思います。しかし、今日は天気が悪く、一雨ごとに寒くなります時季でして、冬の訪れを感じる今日この頃でございます。
議員各位に於かれましては、公私ともにご繁忙の折、全員のご参集をいただき誠にありがとうございます。平素は、村政運営に対しましてご指導・ご鞭撻をいただいていますことに感謝申し上げる次第でございます。
さて、安倍首相が来年10月に予定していました消費税率の10%への引き上げ延期を挙げた上、財政再建を進めるために新たな増税時期の2017年4月には確実に税率を上げる考えを示し、11月21日に衆議院を解散しました。
今回の衆議院解散は、「アベノミクス」を前に進めるのか、止めてしまうのか、それを問う選挙として、安倍内閣の経済政策が間違っているのか、正しいのか、他に選択肢があるのか国民にお伺いしたいということで、アベノミクスの是非が最大の争点になる見通しを示し、「アベノミクス解散」と位置づけました。12月2日公示の14日に投開票が行われますが、さらに忙しい師走になりそうであります。
22日午後10時8分頃、白馬村神城断層が震源とみられるマグニチュード6.7の地震があり、長野市、小谷村、小川村で震度6弱、白馬村、信濃町で震度5強の激しい揺れを観測しました。
長野県の災害対策本部の昨日の発表では、今回の地震により県内で、全壊した住宅は、白馬村で43棟、小谷村で4棟の計47棟、半壊した住宅は、白馬村で71棟、小谷村で21棟、長野市2棟の計94棟に上っています。こうした被害で、一時壊れた住宅に閉じ込められるなどして、白馬村、小谷村や長野市などで合わせて44人が怪我をされました。
被災された方々に心よりお見舞いを申し上げますとともに、早期の復旧を願う次第でございます。
当村は、震度4の大きな揺れで驚かれた方が多かったと思いますが、Jアラートが初めて作動し、全村に注意を呼びかけるとともに、被災情報等の把握のため数名の職員が役場で災害対応をし、翌朝は村内全域を巡回し、災害状況等を確認いたしました。その結果、地震発生時に対応した日岐団地1軒の止水栓が壊れただけでありました。しかし今後、震度5強程度の強い揺れを伴う余震が起きる恐れがあると言われておりますし、今年は中信地域に災害が多い年だと感じていまして、村民の皆さんには、常に防災意識を持っていただき、有事の際に迅速・的確に行動できますようにお願いする次第でございます。
10月15日に第5回「上下水道事業検討プロジェクト会議」を開催させていただき、第3次調査の試掘調査実施までの経過報告と調査結果の評価等を説明させていただき、次回の調査提案として、渇水期の揚水試験を行い、年間を通じた使用可能量を把握する必要があるなどとご報告をさせていただきました。
そして協議の結果、渇水期の揚水試験、水質分析、揚水調査、周辺井戸調査等を実施するべきという結論になりまして、今臨時会に補正予算を上程させていただきました。補正予算をお認めいただき、渇水期の揚水試験等の結果が、上水道として適した内容になり、防災・減災の面からもライフラインの確保を構築できることを願う次第でございます。
今後も、災害に強い村づくりによりましても、安全・安心で住み続けられる生坂村のために、各事業の遂行に努めてまいりますので、引き続き議員各位にもご支援とご協力をお願いする次第でございます。
それでは、今議会臨時会に上程をさせていただきました議案は、条例案2件・補正予算1件の計3件であります。
議案第34号 特別職の職員で常勤の者等の給与に関する条例の一部を改正する条例案
この議案は、一般職の国家公務員の給与改定及び特別職の国家公務員の給与改定に準じ、特別職で常勤の者の期末手当の支給月数を0.15月分引き上げる条例改正をお願いするものであります。
議案第35号 一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案
この議案は、人事院の勧告により、民間との格差を埋めるため、若年層に重点を置き26年4月に遡って俸給表の水準を引き上げ、勤勉手当の支給月数を0.15月分増額の配分と、通勤手当について使用距離に応じた引き上げをする条例改正をお願いするものであります。
また、給与制度の総合的な見直しを行うため、俸給表を平成27年4月から世代間の給与配分を見直し平均2.0%引き下げる条例改正をお願いするものであります。
議案第36号 平成26年度生坂村一般会計補正予算【第3号】
この議案は、7,628千円を追加し、総額を1,866,442千円とする補正予算であります。
歳入では、地方交付税4,824千円を見込み、総務費委託金は衆議院議員選挙に伴う委託金で2,804千円であります。
歳出では、総務費の賦課徴収費は過年度還付金で774千円、総務費の衆議院議員選挙費で2,804千円、衛生費の水道運営費は委託料4,050千円をお願いするものであります。
以上の議案でございます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げ、挨拶並びに議案の説明といたします。
平成26年第5回生坂村議会臨時会の閉会の挨拶
それでは、平成26年第5回生坂村議会臨時会の閉会にあたり、御礼のご挨拶を申し上げます。
本日上程しました議案を慎重にご審議いただき、原案のとおりご採択いただき、誠にありがとうございました。
10月20日から今回で6回目、私が出席するのは4回目になります、10区に出向いての農業懇談会を行っております。議員各位にもお忙しい中、ご出席いただき感謝を申し上げます。
懇談会は、「生坂農業未来創りプロジェクト会議」で協議してきました「地域農業の今後の振興及び農地保全について」、「新たな農業・農村政策の実施について」、今年度からJA松本ハイランド生坂支所にお願いしています「生鮮食品の販売及び宅配サービスについて」、「中山間地域総合整備事業の計画」などをそれぞれ説明させていただき、認定農業者の育成、営農組織等の構築、圃場整備や用水施設の更新等の具体的な進め方などをお願いしております。
そして、その10区の農業懇談会の結果を生坂農業未来創りプロジェクト会議で検討協議をしまして、さらに農業振興・農地保全等に向けての取組や、来年度事業着手いたします「中山間地域総合整備事業」に向けて、各地区や団体等とも打ち合わせをさせていただきながら、しっかりと進めて行きたいと考えている次第でございます。
これらの事業によりましても、多くの村民の皆さんが、知恵と元気を出して、生きがいを感じ、協働による村づくりにつながります取組を引き続きお願いしてまいりたいと考えております。
今後も、議員各位と各課題に対しまして検討協議をお願いしながら、生坂村、村民の皆さんのために村政運営を行ってまいりますので、議員各位には寒さが厳しくなる時季ですので、健康にご留意をされ、ご指導、ご鞭撻を賜ります様お願い申し上げ、閉会に当たりましての御礼のご挨拶とさせていただきます。
本日はありがとうございました。
皆さん、おはようございます。
それでは、平成26年第5回生坂村議会臨時会の開会に当たり、ご挨拶を申し上げます。
二十四節気の小雪が過ぎましたが、この3連休は暖かい日が続き、秋野菜の収穫がはかどったかと思います。しかし、今日は天気が悪く、一雨ごとに寒くなります時季でして、冬の訪れを感じる今日この頃でございます。
議員各位に於かれましては、公私ともにご繁忙の折、全員のご参集をいただき誠にありがとうございます。平素は、村政運営に対しましてご指導・ご鞭撻をいただいていますことに感謝申し上げる次第でございます。
さて、安倍首相が来年10月に予定していました消費税率の10%への引き上げ延期を挙げた上、財政再建を進めるために新たな増税時期の2017年4月には確実に税率を上げる考えを示し、11月21日に衆議院を解散しました。
今回の衆議院解散は、「アベノミクス」を前に進めるのか、止めてしまうのか、それを問う選挙として、安倍内閣の経済政策が間違っているのか、正しいのか、他に選択肢があるのか国民にお伺いしたいということで、アベノミクスの是非が最大の争点になる見通しを示し、「アベノミクス解散」と位置づけました。12月2日公示の14日に投開票が行われますが、さらに忙しい師走になりそうであります。
22日午後10時8分頃、白馬村神城断層が震源とみられるマグニチュード6.7の地震があり、長野市、小谷村、小川村で震度6弱、白馬村、信濃町で震度5強の激しい揺れを観測しました。
長野県の災害対策本部の昨日の発表では、今回の地震により県内で、全壊した住宅は、白馬村で43棟、小谷村で4棟の計47棟、半壊した住宅は、白馬村で71棟、小谷村で21棟、長野市2棟の計94棟に上っています。こうした被害で、一時壊れた住宅に閉じ込められるなどして、白馬村、小谷村や長野市などで合わせて44人が怪我をされました。
被災された方々に心よりお見舞いを申し上げますとともに、早期の復旧を願う次第でございます。
当村は、震度4の大きな揺れで驚かれた方が多かったと思いますが、Jアラートが初めて作動し、全村に注意を呼びかけるとともに、被災情報等の把握のため数名の職員が役場で災害対応をし、翌朝は村内全域を巡回し、災害状況等を確認いたしました。その結果、地震発生時に対応した日岐団地1軒の止水栓が壊れただけでありました。しかし今後、震度5強程度の強い揺れを伴う余震が起きる恐れがあると言われておりますし、今年は中信地域に災害が多い年だと感じていまして、村民の皆さんには、常に防災意識を持っていただき、有事の際に迅速・的確に行動できますようにお願いする次第でございます。
10月15日に第5回「上下水道事業検討プロジェクト会議」を開催させていただき、第3次調査の試掘調査実施までの経過報告と調査結果の評価等を説明させていただき、次回の調査提案として、渇水期の揚水試験を行い、年間を通じた使用可能量を把握する必要があるなどとご報告をさせていただきました。
そして協議の結果、渇水期の揚水試験、水質分析、揚水調査、周辺井戸調査等を実施するべきという結論になりまして、今臨時会に補正予算を上程させていただきました。補正予算をお認めいただき、渇水期の揚水試験等の結果が、上水道として適した内容になり、防災・減災の面からもライフラインの確保を構築できることを願う次第でございます。
今後も、災害に強い村づくりによりましても、安全・安心で住み続けられる生坂村のために、各事業の遂行に努めてまいりますので、引き続き議員各位にもご支援とご協力をお願いする次第でございます。
それでは、今議会臨時会に上程をさせていただきました議案は、条例案2件・補正予算1件の計3件であります。
議案第34号 特別職の職員で常勤の者等の給与に関する条例の一部を改正する条例案
この議案は、一般職の国家公務員の給与改定及び特別職の国家公務員の給与改定に準じ、特別職で常勤の者の期末手当の支給月数を0.15月分引き上げる条例改正をお願いするものであります。
議案第35号 一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案
この議案は、人事院の勧告により、民間との格差を埋めるため、若年層に重点を置き26年4月に遡って俸給表の水準を引き上げ、勤勉手当の支給月数を0.15月分増額の配分と、通勤手当について使用距離に応じた引き上げをする条例改正をお願いするものであります。
また、給与制度の総合的な見直しを行うため、俸給表を平成27年4月から世代間の給与配分を見直し平均2.0%引き下げる条例改正をお願いするものであります。
議案第36号 平成26年度生坂村一般会計補正予算【第3号】
この議案は、7,628千円を追加し、総額を1,866,442千円とする補正予算であります。
歳入では、地方交付税4,824千円を見込み、総務費委託金は衆議院議員選挙に伴う委託金で2,804千円であります。
歳出では、総務費の賦課徴収費は過年度還付金で774千円、総務費の衆議院議員選挙費で2,804千円、衛生費の水道運営費は委託料4,050千円をお願いするものであります。
以上の議案でございます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げ、挨拶並びに議案の説明といたします。
平成26年第5回生坂村議会臨時会の閉会の挨拶
それでは、平成26年第5回生坂村議会臨時会の閉会にあたり、御礼のご挨拶を申し上げます。
本日上程しました議案を慎重にご審議いただき、原案のとおりご採択いただき、誠にありがとうございました。
10月20日から今回で6回目、私が出席するのは4回目になります、10区に出向いての農業懇談会を行っております。議員各位にもお忙しい中、ご出席いただき感謝を申し上げます。
懇談会は、「生坂農業未来創りプロジェクト会議」で協議してきました「地域農業の今後の振興及び農地保全について」、「新たな農業・農村政策の実施について」、今年度からJA松本ハイランド生坂支所にお願いしています「生鮮食品の販売及び宅配サービスについて」、「中山間地域総合整備事業の計画」などをそれぞれ説明させていただき、認定農業者の育成、営農組織等の構築、圃場整備や用水施設の更新等の具体的な進め方などをお願いしております。
そして、その10区の農業懇談会の結果を生坂農業未来創りプロジェクト会議で検討協議をしまして、さらに農業振興・農地保全等に向けての取組や、来年度事業着手いたします「中山間地域総合整備事業」に向けて、各地区や団体等とも打ち合わせをさせていただきながら、しっかりと進めて行きたいと考えている次第でございます。
これらの事業によりましても、多くの村民の皆さんが、知恵と元気を出して、生きがいを感じ、協働による村づくりにつながります取組を引き続きお願いしてまいりたいと考えております。
今後も、議員各位と各課題に対しまして検討協議をお願いしながら、生坂村、村民の皆さんのために村政運営を行ってまいりますので、議員各位には寒さが厳しくなる時季ですので、健康にご留意をされ、ご指導、ご鞭撻を賜ります様お願い申し上げ、閉会に当たりましての御礼のご挨拶とさせていただきます。
本日はありがとうございました。