信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

生坂農業未来創りプロジェクト会議&新型コロナウイルス感染症対策本部会議&生坂ダム湖上空からの風景

2022年07月28日 | 生坂村の報告

 28日(木)は晴れたり曇ったり雨が降ったりと変わりやすい天気で、ジメジメ、ムシムシと不快な暑さでした。

 午前10時からの生坂農業未来創りプロジェクト会議は、私から道の駅いくさかの郷の直売所とかあさん家は、6月から今月も前年度対比売上増であり、先日には生産者組合の皆さん対象の出荷者講習会とぶどう農家の皆さんとの打合せ会議を開催させていただき、更に出荷数の増と農産物の品質向上に努めていきますことと、議会から意見書をいただいた降雹被害の支援策の方法性の協議や、体験農園で行っています竹パウダーを使った有機農業の結果を報告し、脱炭素社会に向けても有機農業の取組は大事ですので、忌憚のないご意見をお願いしますなどと挨拶をさせていただきました。

 協議事項は、道の駅「いくさかの郷」の農林水産物直売所の6月の売上は、前年度対比109%、集客数110%であり順調であること、ご開帳の影響で観光客が増えていた反面、7月は客数が減っているが昨年度対比はクリアできそうであり、生産者組合の出荷数は引き続き増えていて、売上も2倍以上になった生産者もいること、4~6月の直売所の販売内容などを検証して今後の運営に反映していくこと、私の当たり前と生坂の当たり前が違う点があり、その対応もしていきたいなどの説明がありました。

 かあさん家は、今年度4月から昨年度を上回り、6月・7月もいくさかの郷の来客数が多いので売上が良いこと、新型コロナ感染が増えても影響がないが、今後も感染対策をしっかり講じて営業していきたいこと、梅漬けの作業が終わり雹害で梅の仕入れに苦労したが、26日から店頭で販売でき、注文の発送もしていること、これからおやきの注文が増えるので、暑い中大変ですが頑張って対応していくこと、テレビ撮影が続いたので、今後放映される日を村民に周知することなどの説明を受けました。

 降雹被害の支援策については、被害農家戸数と専業農家に絞るか、ぶどう農家は専業農家か、基礎調査をしているかについては、大きな被害は写真を撮ってあるが、軽微な被害は電話等で把握しただけであること、収穫をした後での被害額を算出し、被害額の大小は収穫後に分かるが、圃場の割合にするか、葉物野菜だと被害後に作付けすれば収穫できること、被害の状況を把握することは難しいこと、当初の調査ではなく収穫後の調査で、公平性を確保し、条件を絞っていくこと、専業農家だけに給付など、直ぐに結論を出すことは難しいこと、被害を補填する発想なのか、被害のリスク回避のために、ノーサイ、共済などの仕組みがあり、被害のチェックは厳しく行われ被害額を算出しており、公平性や専業農家にも色々あり、兼業農家も大きく栽培している人もいて、公平かどうか、収入保険に加入するなどリスクを管理する人はもらえないから納得する形は難しく、一律の見舞金が良いと思うこと、露地の方が被害に遭い、トンネルメッシュの方は、ほぼ被害がゼロであるので、被害の補填ではなく、施設の設備に補助金を出すなど将来の支援が良いこと、細かく対応した支援は難しく、公金を使うので公平性を第一に考え、納得する形と条件を精査するために時間を掛けること、当会議でいただいた意見を参考にして、公平性の担保、被害状況の把握、施設設備の補助など担当部署で検討協議をし、当会議に具体的にお示しして、方向性を決めてから12月定例会に計上できるように議会にも提示して進めたいなどの協議をしました。

 竹パウダーを使った有機農業の結果については、有機肥料との違いも知りたかったし、竹パウダーの値段については、100kgで2万円ほどだったと思うが調べることと、今回の竹パウダーを作る事業は、元気づくり支援金を活用して行うので、次回の当会議で事業の説明をすること、直売所の売上が伸びていて、組合員も180名程になり、出荷者講習会を開催して、安心安全な農産物等の出荷をお願いするため、55名が出席し、有意義な会議になったことと今後も継続的に進めること、ぶどう出荷に係る打合せ会議も開催し、特産のぶどうを販売強化するためやライブカメラで見られる様にとの意見にFacebook、Twitter、Lineで情報提供をすること、事前に発送できる形での出荷を増やしていただきたいこと、希望する農家に段ボールを配布すること、意見交換の場を出荷が終わった10月末に再度行うこと、193クーポンは3,000セット、9月3日(土)に発売して2月28日までの有効期限で、松本市、長野市でも販売し、いくさかの郷のPRも行うことなどの協議をしました。 

 JA松本ハイランドからの農業関連スケジュールについては、2023 地域農業振興ビジョン策定開始、7月29日(金)に川手地区水稲共同育苗施設利用組合実績報告会、8月2日(火)梅出荷販売実績検討会、8月25日(木)女性部川手支部役員会、9月1日(木)稲作現地指導会、9月2日(金)明科・生坂支所農家組合長会議、9月上旬川手地区ライスセンター開所式・令和4年産米集荷開始、ぶどう部会川手支部は7月30日(土)ハウスぶどう集荷小揚出荷開始、8月25日(木)出荷規格目揃え会、9月上旬草尾ぶどう集荷所開所式、9月18日(日)・25日(日)第27回山清路ぶどうまつり、9月18日(日)・21日(水)山清路ぶどうファンクラブ収穫作業、雨除けハウスの設置支援が10%であるなどの報告をいただきました。

 午後1時30分からは、長野県内に「医療特別警報」が発出されましたので、急遽新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催し、各施設の対応、感染防止対策の周知などの協議をしました。

 私の挨拶の後、総務課長から今回の長野県の感染者の状況等を報告いただき、当村では第7波といわれてから3名の新規陽性者が確認されましたし、長野県内でも過去最多を更新している状況を鑑み、本日から行政防災無線とICNで感染防止対策を更に周知することにしました。

 また、行動制限が掛けられていない状況ですので、やまなみ荘や高津屋森林公園の対応、小・中学校が夏休みに入りましたので、B&G海洋センター等の教育委員会所管の施設の感染防止対策などの徹底と子ども達の状況観察の対応、村民の皆さんへの感染防止対策の周知徹底なども協議しました。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝日が差し込み川霧とのコラボが素敵な生坂ダム湖上空からの風景を撮影しました。

生坂ダム湖上空からの風景

 その他生坂村では、小学校で希望懇談②、なのはなで水遊び、B&Gで水泳教室、陶芸教室、村工事開札、新型コロナウイルスワクチン接種(4回目)、民生児童委員協議会定例会などが行われました。