29日(土)午前10時から、昭和25年11月創設以来、長野県の郷土部隊として「地域に貢献する魅力ある松本駐屯地」として着実に歩み続けてきて、通称「山岳連隊」の異名を持つ第13普通科連隊等が所属しています松本駐屯地の72周年記念式典に出席いたしました。
新型コロナウイルス感染拡大により、3年ぶりの一般公開の開催となり、多くの皆さんで賑わいました。
松本駐屯地を拠点とする第13普通科連隊等の隊員が整列され、駐屯地司令の鏡森1等陸佐の下、記念式典が始まりました。
私は、東日本大震災の災害派遣等の被災地支援に感銘を受け、長野県内で発生した平成26年9月の木曽御嶽山噴火災害、令和元年東日本台風災害等の災害派遣任務に敬意を表し、我が地域は糸魚川―静岡構造線断層帯に位置し、その影響の大地震や昨今多様化している大災害が危惧される中、それらの有事の際の対応として自衛隊の皆さんに派遣要請することを鑑み、平素のお付き合いを大切に思い、今回も出席させていただきました。
執行者臨場、開会の辞、執行者に敬礼、国旗掲揚、巡閲、執行者式辞、来賓祝辞と進みましたが、来賓席は巡閲以外撮影が難しく写真はありませんのでご容赦ください。
観閲行進・飛行は、音楽隊の演奏に併せ、多くの隊員の行進と充実した各種装備を備えた特殊車両等がパレードしました。
記念式典と観閲行進が済むと、今回初めて「書道パフォーマンス甲子園」で3連覇を果たした蟻ヶ崎高校の
書道パフォーマンスが披露され、全国一のパフォーマンスに感動しました。
次は今回も松本アルプス太鼓と滝ヶ原雲海太鼓による息の合った素晴らしく力強い演奏を聞かせていただきました。
松本鉄砲隊演武は「撃て」の合図で、白煙と共に一斉に轟音が響き渡り、空砲とは言え、予想以上の音と迫力に驚きました。
今年も模擬戦闘訓練として、松本駐屯地を拠点とする第13普通科連隊の隊員たちが、オートバイ、ヘリコプター、高機動車、戦車、追撃砲などを使っての訓練を見せていただき、スピーディーに正確に役割を果たし、実戦がないことを願いながら、有事の際の対応の素晴らしさと危機感迫る迫力に日頃の厳しい訓練の成果を感じました。
今後も日本、長野県、市町村の住民の生命・財産を守るとともに、安全・安心な生活の確保のために、多くのご活動・ご支援を賜りますようお願い申し上げます。松本駐屯地創設72周年、誠におめでとうございました。
山清路の風景
▽ 毎朝恒例の撮影は、紅葉が鮮やかな山清路に行き、巨大な奇岩や犀川の流れなどの風景を撮影しました。
その他生坂村では、少年少女バドミントン教室、地域未来塾などが行われました。