野菜通信@畑の中心で愛を叫ぶ・・

長崎県・西海無農薬やさいの会生産者の一人、
フッチーが気ままにつづるブログです。

2014・放牧場の牛

2014年07月14日 22時42分24秒 | 

心配された台風8号の影響はほとんどなく、梅雨の中休み、今日は晴れ間ものぞいていました。

のんびりする放牧場の牛たちです。
















出産予定日を一週間後に控え、そろそろ分娩室に移そうと思っていた母牛が

朝牧場に行ってみるともうお産を済ませ、元気な雌子牛が走り回っていました。

安産だったようです。ほっとしました。

この時期だからよかったようなものの冬の寒い時だったら危なかったです。















それにしてもこれで10頭立て続けに雌ばっかり生まれています。

子牛は8~10ヶ月ほど育てて競りに出し、肥育農家に販売するのですが、雄(去勢)と

雌では一頭あたり約10万円ほど雌の方が安いのです。雄(去勢)の方が大きくなり、

肉の量がとれるからです。

自然の摂理に従ってせめて半々ぐらいに生まれてほしいのですが・・・、

なかなかうまくいきませんね。


子牛は生まれるとすぐ立とうとし、立ったら母乳(初乳)を飲もうとします。

初乳には免疫ブログリンという健康に育つための大切な成分が含まれています。

これを早く摂取することが生まれた子牛の最初の仕事です。

この子牛は初乳をちゃんと飲んでくれたようです。


元気に大きく育ってほしいものです。