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対人緊張、対人恐怖、神経症、うつ病、等の心理療法、認知行動療法、人生勉強療法。電話、スカイプでも通院と同じように治ります

「どれ位の回数で治りますか?」

2008年02月08日 | 心理療法ハッピーライフ
最近の質問 
「どれ位の回数で治りますか?」への回答

2008年2月8日(金)


今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。

「どれ位の回数で治りますか?」
「どれ位の時間で治してくれますか?」
というような質問をたまに受けます。

心理療法を病院と同じように考えている、とても困った質問なのです。

例えば、本当の病気でしたら、原因は細菌やウイルス、老化、生活習慣等になります。
ここでの例題での病気の原因を細菌にすると、
「この病気の原因の細菌はこの薬を一週間ほど飲み続ければ消滅するから、一週間くらいで治ります。」
などと医師は言う事が出来ます。

しかし、対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病の原因は、当たり前ですが、細菌やウイルス、老化、生活習慣等ではありません。
対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病の原因は、誤認知、間違った考え方です。
ですから、誤認知、間違った考え方を修正すれば、自然に治ります。
しかし、誰も治せないのです。
ですから、
「あなたが私の言う事を早く受け取って誤認知、間違った考え方を修正したら早く治りますし、あなたがいつまでも受け取らなければいつまでも今のまま、治りません。」
と言うしかありません。
過去の経験で何回で終わった人がいるなどと言う事は出来ますが本当の答えは、あなた次第、という事になります。

以前も書きましたが、私は医師よりも予備校の先生に近いです。
予備校の生徒は予備校の先生に
「何回くらい授業を受けたら○○大学に受かりますか?」
と質問をしませんよね。

再度書きますが、
対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病の原因は、誤認知、間違った考え方です。
ですから、誤認知、間違った考え方を修正すれば、自然に治ります。
しかし、誰も治せないのです。
あなたが受け取って誤認知、間違った考え方を修正すれば、治ります。
予備校の生徒と一緒、あなた次第なのです。