今日の商店会長 (早稲田商店会相談役 安井潤一郎)

日本でただ一人、商店会の会長現職で衆議院議員になった、早稲田商店会前会長日記。公式ホームページは左下ブックマークから。

「公的資金注入を求める」という報道を見て

2008-10-11 23:45:46 | 商店会長のコメント
本日(10月11日)午前中早い時間の新幹線に乗って仙台に行って来ました。

仙台でのファンクラブ設立についての下話です、だ具体的になるのは先のようですが何人かの方はファンクラブに加入していただけるとのこと、感謝申し上げます。

打ち合わせの中でも「アメリカ政府は早急に公的資金を注入すべきだ」という御意見が有りました。新聞を見ても、テレビのコメンテーターの発言を聞いても全て「1996年に日本が行った公的資金注入を手本にして、その早期の実施を米政府に求めよ!」になっていますが、日本が公的資金、いわゆる税金を金融機関の支援に支出することを決めた時はマスコミを挙げて大反対していたはずです。

私も「中小企業には助ける手だてを示さずに、何故金融機関にだけ救済措置を発動するのか・・」と考えていましたし政府の決定に違和感を覚えていた事は事実です。しかし当時の政府の、決定と行動が正しかったのは現在、全ての人が認めるところです。

小泉元総理からお聞きしましたが「後期高齢者医療制度」(今は「長寿医療制度」と名前を変えたようですが)、この発案は労働組合の総本山「連合」で、その評価は全ての新聞が絶賛していたそうです。

また、その保険料を年金から天引きされる事に全てのお年寄りが怒っているように報道されていまが、「年金からの天引き」を強く望んだのは全国の市区町村長の皆さんだと、他の先輩議員からお聞きしました。

過去を総括せず、思いつきや行き当たりばったりの政策実施では失敗を経験に結びつける事が出来ません。発生事例を的確に、正確に捉えて微調整を行いながら進めていく事が今後の商店街活動の最重要項目だと感じました。

明日は午後2時の飛行機で北海道札幌に入ります。18時から「安井潤一郎ファンクラブ・札幌支部」の設立総会が開催され、その後に設立総会記念講演をさせていただく予定です。
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