今日の商店会長 (早稲田商店会相談役 安井潤一郎)

日本でただ一人、商店会の会長現職で衆議院議員になった、早稲田商店会前会長日記。公式ホームページは左下ブックマークから。

いらないものは消える!

2011-01-31 17:01:21 | 商店会長のコメント
昨日(1月30日)は午後5時から新宿区内の八百屋、肉屋、魚屋さんの組合、
新宿区生鮮三品特販組合の新年会でした。私は副組合長で食肉、食鳥部会の
理事長を務めていますので司会進行役です。3業種の持ち回りなんです。

一昨日の夜ぐらいから、岡山で孫から風邪を貰って来た女房の影響なのか、鼻と
口がつながった辺りに炎症を起こし、少々喋り辛かったのですが、どうにか
無事にお役を終わらせる事が出来ました。

新年会の席上、八百屋、肉屋、魚屋の専門店、零細小売業が今後どうなるのか、
という話題で盛り上がりました。「買い物難民だなんて言ってるが、そもそも
我々を大事にしなかったからだ」「零細商店を大事にしなればいけない」という
分かりやすい発言が有りました。

私は「肉屋が消えても、魚屋が無くなっても、八百屋が店を閉じても、その地域
の皆さんは肉も魚も野菜、果物も食べている。いらないから消えたんだ。お客さんに
必要だと思われる業態業種を作る事が重要だ。しかし、新しいとかモデルという
事業にはリスクが有る。そのリスクをどれだけヘッジしてやるかが政策、政治だ」と
発言しました。

アルコールが入っていましたので、これ以上やると喧嘩になります。「4月以降に、
この組合の総会を開いて、ここで真剣に議論しよう」と言って収めました。
なにしろ司会者が先頭でやり合ったのでは新年会が壊れます。でも、この議論が
まち場の中小零細を活き返らせる大事な出発点だと思っています。
コメント
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