地球温暖化や熱中症と危険な勝負をしている訳では無い
のですが昨日(7月26日)も散歩に出ました。
「自殺行為だ」等々家族から散々言われましたので少し
日差しが弱まった午後の3時半に出発しました。
目的地は文京区本駒込の六義園(りくぎえん)、早稲田
から上野松坂屋行のバスに乗り上富士前で降りました。
六義園は五代将軍徳川綱吉の信任のが厚かった川越藩主・
柳沢吉保が元禄15年(1702年)に築園した
「回遊式築山泉水」の大名庭園です。
先ずは入口で記念写真です。お読みになって分かるように
入口でいただいたパンフレットの文言をお借りしました。
庭の中心に入る内庭大門(ないていだいもん)を通ると
目の前に枝垂れ桜(シダレサクラ)の大木が出迎えて
くれます。3月末に枝いっぱいに薄紅色の花を咲かせて
大勢の皆さんを楽しませるそうです。
よく手入れのされた芝生が目に飛び込んで来ました。
落ち着いた素晴らしいお庭です。
出汐湊(でしおのみなと)と田鶴橋、右手に中の島、左手に
蓬莱島、対岸に吹上浜が見えます。
明治に入り三菱の創業者、岩崎彌太郎の別邸になり昭和
13年に東京市に寄付され昭和28年に国の特別名勝に
指定された貴重な文化財だそうです。
旧古河庭園でも感じましたが芸術性を高めるのは資産家や
時の権力者の仕事なんですね。もう一度行ってみたいと
思うお庭でした。