１０月２４日・預対率と第三者保証

本日（１０月２４日）は午前中財務金融委員会に出席した後、代議士会、本会議と続き、１４時から「あきんど議連」中野会長の議員会館事務所で「自由新報の号外」の件、第２次緊急経済対策に盛り込みを希望する「金融機関に預対率の数値目標を出す」件と「信用保証協会付き融資の際は第３者保証を外す」件についての打ち合わせを行いました。

これらが形になったら、融資状況の内容は変わると思います。現状から見ると「激変」と言ってもよいと思えますが、考えたら当然の事なんです。詳細については追ってお知らせします。

月曜日の午後１時から党本部で「号外」初稿を見ながらの打ち合わせ、その後に財務大臣、経済担当大臣、自民党政調会長を訪ね、「申し入れ書」を手渡す事になりました。

明日は福島県の飯舘村に伺います。朝７時４５分に新宿駅西口を出発の予定です。明日は飯舘に泊めていただき明後日午後早い時間に東京に戻って来ます。「飯舘村視察見学バスツアー」、はたしてどのような旅になるのか楽しみです。

自民党初の号外になるかも

本日（１０月２３日）１４時から自民党本部で政策調査会と広報本部の事務方の皆さんと「自由新報・号外」についての打ち合わせ会を行いました。自民党としては初めての日本中の商店街の皆さんを対象にした、相当面白い「号外」が出来るかもしれません。

「あきんど議連」の活動内容と政策提案を入れながら、「商店街の活性化は意識改革からスタートです」を柱に、自民党としての考えを日本中の商店街の皆さんに明確にお示しする「号外」になりそうです。

具体的な政策提案は「全国に１５０店舗のモデル店舗の創設」と「歩いて通える所に物の無くなったまちに公設民営の食料品店の開設」と「株式会社地域商業活性化機構の立ち上げと国の信用付与」の三つに絞ろうと思っています。まだまだ若干のハードルは有ると思います。特に３点目は「脱補助金、脱役所主導」というテーマにつながりますが、まさに現場が望んでいた具体的施策が文書になろうとしています。

もしかすると日本の中小零細事業対策の大きなターニングポイントに立ち会っているのかもしれません。これが成果を生めば中小零細工業はもちろん、農政にも大きな影響を与えることになるはずです。なんだか、ゾクゾクして来ました。どうにか形にして、大勢の皆さんに読んでいただけるよう、もっともっと皆さんの知恵を集約していきたいと思っています、御期待下さい。

第１２回全国まちづくり商店街サミットふくしま大会

本日（１０月２２日）１３時より福島市の施設こむこむ「わいわいホール」をメイン会場に第１２回全国まちづくり商店街サミットふくしま大会が開かれました。基調対談はコンパクトシティの仕掛け人、青森の加藤 博さんと日本一元気な商店街と言われる長崎佐世保の竹本 慶三さんという豪華な顔ぶれでしたので会場は写真のように超満員の大盛況でした。

基調対談の後はパネルディスカッション、国の施策についての説明、第１、第２分科会と進み１８時４０分から２０時まで活性化交流会で閉会でしたが、特別メニューとして２０時３０分から「あきんど議連・御用聞き出前セミナーin福島市」を開かせていただきました。

来年の第１３回大会は和歌山県の田辺市で開催されます。

自由新報号外の原稿

昨日（１０月２１日）あきんど議連総会終了後、自民党広報本部長の古屋圭司先生（岐阜５区選出）から「中野先生から『商店街の皆さん向けに自由新報の号外を出して欲しい』という御依頼を受けました。『内容詳細については安井さんと詰めて・・』というお話でしたので早急に動いて下さい。」というお電話をいただきました。

あきんど議連としてではなく、自民党の提言として紙面に掲載されます。古屋本部長からも中野あきんど議連会長からも「今までのような『自民党は商店街の味方です』だなんて感覚ではなく、さすが現場から出て来た議員の発言だ！と思わせる内容にして下さい」との御下命です。

明日の１４時に事務方の皆さんと打ち合わせ、今日は午前８時３０分から党本部で開かれる地域活性化特命委員会に出席した後、１０時０８分東京駅発の新幹線で福島に向かい「第１２回全国まちづくり商店街サミット福島大会」に出席するスケジュールになっていますので少々忙しくなって来ました。

あきんど議連第９回総会

本日（１０月２１日）午前１１時から「あきんど議連」の第９回総会が衆議院第２議員会館で開かれました。

あきんど議連総会開催中に発表された「緊急保証制度」の詳細についてと厚生労働省が主管する市町村の提案補助事業である「地域介護・福祉空間整備事業」の内容報告と「商店街活性化対策」の大胆な見直しについての話し合いを持ちました。写真は総会の風景です。

テロ・イラク特別委員会に出て感じた小沢戦略

本日（１０月２０日）１０時から１２時までテロ・イラク特別委員会に出席しました。自民党発言者から民主党案提案者に「国連安保理で国連軍の武力使用が認められたら、それに参加している自衛隊も武器を使用するのか」という質問をしました。言葉を選びながらですが、私には「国連安保理の決定事項の方が日本国憲法よりも優先する」という答弁のように聞こえました。

「一度民主党にやらせてみよう」という、「時代の流れなのか」と錯覚させるほどの大きな流れに後押しされている民主党ですが、政権を取っても一政党として活動が出来るのかに疑問を感じさせた特別委員会でした。

意地の悪い書き方をするつもりはありません。ただ外交、防衛というまさに国が担わなければならない重要な部門で考え方が１８０度違っている事を持ったままの民主党が政権与党になり続けることは出来ない、次のステップは当然民主党を割り自民党にも声を掛けて「政界再編」に進むのが小沢戦略かなと思っただけです。

１０月１９日・新宿ふれあいフェスタと麻生総理のスーパー視察

毎年恒例の新宿区のイベント「ふれあいフェスタ２００８」が本日（１０月１９日）午前１０時から都立の戸山公園を会場として開催されました。私が組合長を務めている新宿区内の八百屋さん、魚屋さん、肉屋さんの組合、新宿区生鮮三品特販組合も販売ブースを作って元気に大特売です。

今日は天気も良く、過去最高の人出だったと思います。写真は人気の「肉屋のコロッケ」の販売ブースの風景です。「毎日これだけお客さんが来てくれるなら俺だってもっと元気だよ。普段はポツンポツンだからなぁ～」という本音が飛び交っています。

そうなんです、お客さんがいっぱい来るようにする、来街者を増やす、これが商店街にとって一番大事な点だという事をこのイベントで感じていただければ、大成功だったと思います。

本日１５時１５分に地元の「スーパー三徳・西早稲田店」に麻生総理が視察でお見えになりました。まさに私が生れ育った地域で、このお店の裏に在る小学校に通っていました。当然、お出迎え、しかし凄い人気です。総理が帰りの車に乗り込む時に「地元商店街の歓迎の気持ちです」と言って花束をお渡ししました。

経済産業部会から無派閥新人議員の会まで

昨日（１０月１７日）は少々忙しい一日でした。午前１１時から１２時までが経済産業部会。「貸し渋りの一番大きな理由は自己資本比率の問題だ」という意見が有りました。一番の問題が分かっているなら解決は近いし、それに合わせた経営指針を金融庁が徹底させるべきだと思います。

「民間に命令は出来ない」と金融庁は言っていましたが、「検査」と「監督」という両面の機能で命令と同じ発言力を持った役所の逃げの発言のようにしか思えませんでした。私は間違いなく一議員ですが、１１４名のメンバーを有する「あきんど議連」の幹事長として発言させていただきました。

部会終了後、エレベーターで一緒になった長谷川中小企業庁長官に面談の申し入れをしました。近々にお会い出来ると思います。商店街活性化対策について、今までの活動の総括からスタートした具体的で斬新な案をお話しさせていただこうと思っています。日本の中小企業対策が抜本的に変化する、その自信はあります。

１４時から１５時までテロ・イラク特別委員会に出席。１６時から中小企業診断士の斉藤温文先生が主催されている「地域資源の会」、１８時から自民党都連幹事長の内田 茂先生の御母堂のお通夜、１９時からは無派閥新人議員の会が丸の内のお寿司屋さんで開かれました。昨晩のスペシャルゲストは小泉純一郎元総理でした。

経済産業部会出席と今朝のニュース

只今、午前６時５４分、窓から見える東京の空はきれいに晴れています。昨日に続き今日（１０月１７日）も雨の心配はない、東京です。

今朝（１０月１７日）のテレビではアメリカ証券市場で４００ドルを超える平均株価上昇が有った事を伝えています。市場が実体経済を映しだす鏡ではなく、巨額の資金を背景に、誰かが儲ける「場」になっているだけのように思える乱高下です。

この大きなうねりの影響が実体経済を担っている皆さんに出ないよう、昨日成立した補正予算の中に位置しているのが「緊急総合対策」です。その「緊急総合対策に基づく中小企業金融対策について」をテーマに本日午前１１時から党本部で経済産業部会が開催されます。

一番直近の、一番詳細な話が聞けると思います。終了後、本ブログでお知らせしたいと思っていますし、「安井潤一郎ファンクラブ」に御入会いただいた皆さんには早速の緊急情報発信が出来そうです。

１１月１６日（日）に新宿区の高田馬場に在る、消費者センターの会議室を会場にして新宿区内の八百屋さん、魚屋さん、肉屋さんで構成される新宿区生鮮三品特販組合主催で「暮れの資金繰り、融資の件」と「商店街の活性化」についての研修、講演会開催が決定しました。

１０月１６日・株暴落と補正予算成立

株式市場は前日比で過去２番目の下落率でした。テレビのニュースでは「暴落」という文字が大きく出ています。アメリカ発の金融危機だから輸入も輸出もしていないうちの店とは関係無い、株式投資はやってないからいくら下がっても無関係、とは言えないのが「経済」ってやつです。

バブルの崩壊の時もまったく同じで、不動産や土地の取引という、まち場の中小零細商店には関係の無い事柄であっても最終的には消費の停滞、売り上げの激減という一番の影響を受け、まさに「カネは天下の廻りもの」という言葉を日本中の商店街は実感しました。

本日の参議院本会議で１兆８０８１億円の補正予算案が成立しました。この補正予算の内容を正確に現場に伝え、「天下の廻りもの」をスピード感を持って廻らせたいと思います。

サブプライムローンから始まり世界の金融システムに大きな傷を負わせた今回の大暴落は、商品先物市場からもヘッジファンドの資金が逃げ出し、原油、トウモロコシ、大豆等々の価格が最高値の半分近くに値下がりしました。今後は先物市場を舞台にした博打（ばくち）のような取り引きが出来ないようなシステムを考えるべきだと思っています。