遺書にも書かれているそうですから、世間を騒がしているSTAP細胞の真贋
騒動が原因なのでしょう、理化学研究所の笹井芳樹副センター長が8月5日
に自殺されたというニュースを見ました。
37歳で京都大学の教授に就かれたという大秀才、さぞや御家族では自慢の
息子さんだったのでしょう。52歳とは見えないお若い写真を新聞で拝見すると、
どうも父親感覚で考えてしまいます。
笹井先生がうつ病だったという発表が有った訳ではありませんが、昔、お医者
さんから「うつ病は自分で診断できます。全ての思考で、最善の解決手段が
自殺だと結論が出たなら、それはうつ病です。」言われた事があります。
今、岡山に嫁いだ娘が4歳と9ヶ月の孫二人を連れて夏休みの里帰り中で、
一緒に生活しているので、余計に父上の悲痛な思いを推測してしまいます。
「親より先に死ぬのは最大の親不孝だ」と何度も親に言われて育ちました。