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シンガポール・マレーシア旅行 その二

2015-01-17 | 旅行

  多民族国家シンガポールにはいろいろな人々がいます。

その民族ごとに集まって、その民族独特な文化を持った街が、造られています。

その中のひとつ”リトルインディア”に行ってきました。

駅を出ると、そこはもうシンガポールにいるのを忘れてしまうくらいエキゾチックでカラフルなインドそのものでした。

活気に溢れたアジア独特の喧騒が、感じられます。

    見たことのない珍しい野菜や果物は、見て歩くだけでも楽しいです。

特に目をひかれるのは、カラフルで美しいお花をつないだレイの数々です。

このレイは、ヒンデゥーの神に礼拝する時に、首にかける為のもののようです。

 

  

  

 街並みもカラフルで、”金のアクセサリー”を扱う宝飾屋さんや色鮮やかなサリーを売っている洋服屋さんが目立ちました。

 

  
 この写真のお店でカレーを食べました。 観光客は見当たらず、地元の人だけという感じでした。

メニューを見せてもらっても全然わからないので、どのくらい辛いのかを店員さんに聞いたのですが、全部辛いという答え。

仕方なく、とりあえずオーダー。 思ったより辛くなく美味しくいただきました。 ナンは米粉を蒸して作ったもので、あっさりしていました。

飲み物はマサラティー。とても甘いのですが、カレーによくあって美味しかったです。

私達はスプーンとフォークを使いましたが、まわりのテーブルの人達は、皆手で食べていました。

お店には手洗い場があり、そこで手を洗ってから食べるようです。(納得しました~。) もちろん、食べ終わった後も洗いますけれどもね。

 
 ヒンドゥー教寺院・・地元の信者でいっぱいでした。     郵便ポスト・・投函口はシンガポールとシンガポール以外に分かれています。

 

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次に向ったのはチャイナタウンです。

シンガポールの75%は、中華系の人々が占めているだけあって、街並みはとても立派でした。

この街も、活気に溢れていて、皆生き生きとしている感じがしました。

シンガポール チャイナタウン

 

 ★  新加坡佛牙寺龍牙院

  チャイナタウンの中心部にある巨大な仏教寺院です。

  唐王朝時代の建築様式で建てられ、2007年に完成したばかりの絢爛豪華なお寺です。

  ミャンマーの寺院で発見された仏陀の歯を納めるために建てられたそうで、中華系シンガポーリアンの篤い信仰を集めています。

  

 

 
 左右の壁には、1000体の仏像が祀られていて その周囲には、さらに極小サイズの仏像が無数に並べられています。 すご~い~の一言

  

 地元の人とおもわれる人々もかなりいて、熱心にお祈りしている姿が印象的でした。

 

  ★  スリ・マリアマン寺院

  なぜかチャイナタウンにヒンドゥー教寺院がありました。

  シンガポール最古のヒンドゥー教寺院だそうです。

  屋根は、ヒンドゥー教の神々の彫刻像や他の人物像、装飾品などで豪華に飾りたてられています。

  入り口のドアーはかなり大きくて、格子模様に配列された小さな金の鐘が散りばめられています。

  信者や観光客が通る時に、この鐘が鳴るようになっているのだそうです。

  中に入るには、靴と靴下を脱いで素足にならなければなりません。

 

 

    

 

チャイナタウンの中にある”チャイナタウン・ヘリテージ・センター”に行ったのですが、改装工事中とのことで見学することが出来ませんでした。

チャイナタウンの歴史が展示してある所なのです。本当に残念でした。

中国人のこのエネルギーが、どの様にして生まれて来たのかを知る事が出来たかもしれませんのにねぇ~

 

      *       *       *       *       *       *       *       *       *       *

 この後、アラブ・ストリートへいきました。

 MRTのブギスという駅から歩いて10分弱くらいの所にアラブ・ストリートがありました。

  
 ブギス駅前                                                       アラブ・ストリート

         ( アラブストリートには、布を売っているお店と絨毯を売っているお店が多くありました。)

 

 ★  サルタン・モスク

  巨大な金のドームがあるイスラム寺院。アラブストリートのシンボルとなっています。とても立派で美しいモスクでした。

  お祈りの時間は、観光客は入場できませんが、それ以外の時間は大丈夫です。

  入場する人の名前・国籍・人数を記帳ノートに書き込んで、肌の露出が目立つ人はガウンを借りて入ります。

  もちろん靴は脱いで素足になります。私たちが日本人だとわかると受付の人が日本語で話しかけてくれました。

  とても嬉しかったです。

 

  

 

 
  内部は広く神聖な雰囲気でした。お祈りしている人々が沢山いました。       コーラン・・世界中の言語に訳されています。
  観光客は回りの廊下から見学させてもらいます。                           日本語訳のもありました。

 

       ◇       ◇       ◇       ◇       ◇       ◇       ◇       ◇       ◇       ◇

 ナイトサファリに行く前に、オーチャド・ロードに行きました。

 

 ★  オーチャド・ロード

   クリスマスの日のオーチャド・ロードはすごいことになっていました。

   通りでは何か催しがあるらしく、大勢の人がいて歩くのも大変なほどでした。

   大きなクリスマスツリーが飾られ、若者で溢れかえっていました。

   有名ブランドのお店が並び銀座や新宿と少しもかわりません。高島屋、伊勢丹もありクリスマスセール真っ只中です。

 

 
                                              高島屋と伊勢丹が隣り合ってあります。人気があるようです。

 
 高島屋のクリスマスツリー

 

この後、いよいよナイトサファリです。

ナイトサファリはシンガポールが世界に誇る夜の動物園です。

チケットは事前に購入してあったので、予約時間30分前くらいに行ったのですが、

すでに、ものすごい人々が並んでいて本当にビックリしてしまいました。

クリスマス休暇中なので特に混んでいるようです。動物園という事もあり子供連れの人も多く、特に小さい子供さんのいる方は大変そうでした。

1時間ちょっと並び、やっとトラムに乗り込むことが出来ました。このトラムに乗って、動物園内をめぐるのです。

柵のない夜の動物園。ミステリアスな感じがし、周りの誰もがドキドキしているという感じがします。

フラッシュは絶対にたかないようにという厳重な注意があったので、残念ながら写真は撮れませんでした。

 
 ナイトサファリ入り口・・・入場を待つ大勢の人々が見受けられます。ここから、延々と行列が続きます。 いたる所、 電飾がきれいです。

 
 フラミンゴの群れ・・・かろうじて1枚だけ撮れました。         ナイトショー・・・司会者の話術が面白かったようです。観客のノリも最高

 

資源のない国シンガポールが、これだけの繁栄をしている理由が解ったような気がしました。

こんなにも多くの観光客を呼び込むだけの力があるのだから・・・・・・

 

次回はマレーシア・クアラルンプールへ行く予定です。

 

 


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2 コメント

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シンガポール (おくさん)
2015-02-10 00:17:04
ナオさん
旅行中は、夢中で過ごしてしまうので
歴史的背景やそれぞれの位置関係がよくわかっていない事が多いいんです。
こうやってブログを書くことにより、自分が歩いた道順を理解することができます。
もう一度、旅の思い出にひたれるというのも魅力ですね。
頑張ってこれからも続けたいと思います。
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シンガポール (ナオ)
2015-02-07 21:52:10
今回も行った所は懐かしく、知らない所は興味深く拝見させて
いただきました
記事を拝見しながら改めてブログっていいなと思いました
私が行った時はインターネットも普及していない時代だったので、
フィルムを現像してただアルバムに挟んでいるだけでどこの何かは
今ではさっぱりわかりません
こうして詳しく綴っていけると後から読み返す時にも忘れなくていいですね
次の記事をも楽しみに読まさせていただきます
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