コメント
戯曲「炎の人」がありました
(
yasu
)
2008-05-06 15:47:13
小林秀雄の「ゴッホの手紙」は、昭和27年です。それより一年前に、三好十郎の「炎の人」が劇団民芸によって舞台で演じられていました。この優れた劇は、高校生の教科書に出ていて、当時私が影響を受けた国語の先生の指導で、グループで朗読劇をやらされたことを覚えています。この劇は、ボリナージュの炭鉱の場面で始まり、ハーグでゴッホが同棲していた元娼婦のシーヌを素描する場面(素描の傑作といわれる「悲哀」を描いている場面)、パリのタンギー爺さんの店で、ゴーガンやベルナール、ロートレックと交流する場面、そしてアルルでのゴーガンとの共同生活の場面からなります。この劇のせりふなどから、戦前からゴッホの手紙は、その作品とともに日本では結構知られていたことがわかります。
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