なんとかなるもんだよZUYAさん! ( Hey, ZUYA. You Can Do It! ) 

『なんてこったいZUYAさん!!』をVersion Up.“崖っぷちブルーズマン”ZUYA(ずうや)の悲喜交々を綴る。

貧乏ブルースマン(2)

2011年03月23日 | Funny Life

歩きましたよ、池袋まで


このブログの読者はZUYAの趣味が“散歩・ハイキング”と知ってらっしゃるのでこれぐらい苦でないことはおわかりであろう。ところが今日はヨリによって先日の地震で落下、突然最期を迎えたオーブン・トースターを買い直さねばならなかったので、さすがに歩きはきついかと

歩くことだけでなく財政的にきついZUYAがどのように新しいオーブンを買うのかと言うと先日お義母さんが新しい大型テレビをご購入になられたので某電気店のポイントが3万円分ほど貯まり、それを頂戴することに...。完全なる“逆玉ブルースマン”である


不思議なもので結婚後3年目ともなると当初はあった(嫁のお母さんにお金を出してもらうなどととんでもない!!と言う)プライドもすっかり無くなってしまい(笑)、外食からオーブン購入、はたまたお年玉まですっかり甘え捲くりのZUYAであります。これに関しては一応人知れず酷く悩んだ時期もありましだが、それは大塚 Little Heaven(http://ikuranet.chu.jp/heaven/)のオーナー夫妻の言葉に癒され(励まされ?)気にならなくなりました(良い意味でね~)


さて37歳にして“所持金53円”で池袋まで歩いたわけだが約30分と意外と早く到着し、例によって楽器屋を巡り時間を潰したわけです(幸い一目惚れする物はなく...)。なにせ“53円”。ジュースも買えないわけでありまして...


職安での事務手続きを済ませ区役所へ。なにやらZUYAの場合は条件が満たされており国民健康保険も減額されるとのこと。担当課の可愛いお姉ちゃんの説明だと“約1万円は減額されます~と”。もうカウンターの下の見えないところでガッツポーズのZUYAである。

“やったぁメシ食って帰れるじゃん~

と勝手に思い込んだのも束の間。お姉さん曰く、

『 来月分の保険料に充当されますから~ 』

ってことは別にこの場で返金されるわけではないのか...


さて困った相変わらず“所持金53円”である。区役所を出ると雨が降ってる...。おいおい天気予報でそんなこと言ってなかったぜ!?



帰りに駅前の某大型電気販売店に寄ってみたのだが、嫁が気に入っていたこの度廃棄となったオーブンと同型の物は扱っておらずさっさと帰ることにした。雨も降っていたので一か八かで、パスモを使ってみるとJR改札口を通ることが出来た。“なんだぁまだ残ってたのか~”と意気揚々と山手線に乗ったのだが、駒込駅で改札口を出ようとするとチャイム(ブザー?)がなる。

“あれ!?残額不足の表示が... おいおい53円で足りなかったらどうするんだよ!巣鴨まで戻らないといけないのか”とドキドキしながら精算機にパスモを入れると 『 不足額20円 』 と出た。

た、助かった...


でも37歳8ヶ月、所帯持ち。所持金33円はマズイかも...


大沢師匠から送られてきたBobby“blue”Brand(ボビー・ブランド)の歌声で慰めてもらおう ボビー・ブランドを聴くたびに思い出すのは、9年ほど前に栃原優二さんとボビーブランドについて話すことがあったんだけど、優二さんが言ったセリフがなぜだが未だに頭にこびりついている。

『 痰が絡んだ見たいな歌い方する人でしょ? 』


その通りです

Midnight Run
クリエーター情報なし
Malaco Records



Sad Street
クリエーター情報なし
Malaco Records

貧乏ブルースマン(1)...

2011年03月23日 | Funny Life

ネットを利用されている方ならご存知でしょうが、

最近 『 You Tube 』 の凄さに改めて驚かされている。よくこんな映像(音源)見つけたなぁってのが“わんさか”ありますよね~。音楽DVDは割と高めで手が出ない物ですが、おかげでYou Tubeで観て済ましてしまうことも多くなった(笑)。


昨夜は金八先生の第2シリーズのダイジェスト版というのに嵌ってしまい2時間ぐらい釘付けになってしまった。一つが5~9分ぐらいにまとめてあり、それが24まであり見終わると夜中の1時半過ぎ...。嫁の寝息が隣の部屋から聞こえてる有様

でも感動したなぁ。ZUYAの世代はドンズバだからねぇ。ZUYAは学校嫌いと言うか大方の教師が大嫌いだったので本当に劇中の中の生徒達の気持ちがよくわかったなぁ。


おまけで色々検索していると、キャロルの伝説の日比谷野音のラスト・ライブになぜか武田鉄矢がゲストで来ていてステージで挨拶している音声と言うのがアップされていた。これは全く知らなかったしどういう関係だったのだろうなぁ



さて2月15日付で青果市場のバイトを辞め無職になってしまったZUYA。その後思いも寄らない事態が起こりゴタゴタしてしまい、すっかり“自分は震災で仕事を失ったのだ”と勘違いしていることに一昨日気付きました


今日は職案にに出頭する日なので午後は久々に街に繰り出す。街と言ってもたかだか池袋だが(笑)。だいたい池袋までの電車賃があるのか?昨日は嫁が1,000円のお小遣いをくれたが夕飯の支度などの買物で全て使ってしまったんだけど


恐る恐る財布の中を覗いて見ると、“10玉が5枚と1円玉が...3枚。ということは53円...”。


えっと国電が池袋まで10円で、都電だと5円70銭だから行けるかな...


って行けるか~


池袋まではJRで150円、都電で160円だろ~?どうすうんだよ~!! 


現在12時。ハイキングだな



見直し...

2011年03月22日 | Music

本日3度目の更新。本来の音楽トピックで行こうと思う


先ずは写真を。時々ネタに登場するEpiphone SQ-180、いわゆるエヴァリー・ブラザーズ・モデルのEpiphone版だ。


ポジション・マークは星型でかっこいいのだ。


ヘッドは残念ながらオリジナルとは大きく異なる...


15、6年前に当時住んでいた大阪から東京に“楽器屋巡り”に来た時に、今はなき三鷹楽器で購入。確かポール・マッカートニーが使っている(もちろんGibsonですよ~)のを観て欲しくなったが本物は高いので、この廉価版を買ったような。よく見るとヘッド部からブリッジ部まで本家Gibsonとは全然違うのだ(笑)。でもEpiphonらしくネックが細く弾きやすかったのだ。あまり“実用的”なものではない上にアコギを使う機会がなく、その後上京してきた時も実家に置きっ放しだった。東京に持って来た後は酔っ払って弾いていた時にボディ・サイドを破損。さらに数年前にYAIRIを購入したのでますます触る機会が...


ところが今のこの非常事態。計画停電等の事情であちこちでライブが中止になることが多い中、先日mixiのマイミクでもあるベース・プレイヤーのK氏がアコースティックのライブを行なったと知り、急にアコギに興味が湧き出したのだ。嫁がFender Japan(インドネシア製?)の小振りなアコギを持っているのだが、これまた鳴りがイマイチで“う~ん...”って感じ。Yairiはどうもぽろぽろ弾く感じではないので、そこで思いついたのが窓際に置きっぱなしで弦は錆び錆び、悲しいぐらい埃まみれになっていたこのギターなのだ

久々に構えてみると予想通り身体にぴたっと来る。弦を外しボディを徹底的にクリーン・ナップ。残念ながら無職の身なので割れをリペアに出す余裕はないがとりあえずは弾ける。今日は1日雨だったので家にいたが、明日はハローワーク(池袋)に行く日なので帰りに弦を買って来ようと思う。


今回の地震では仕事もしていなかったので直接的な被害は幸いなかったのだが、色々考えさせられる(改めさせられる)ことが多い。家族のこと、電気のこと、仕事のこと等など


さぁ、もうちょっとボディ磨こうかな





日本の暑さは世界でも屈指だが...

2011年03月22日 | Hard time

東京電力やヤフーのホームページ等で最新の電気使用量がわかるようになっている


今朝8時の時点で96%、9時の時点では99%って...マズイでしょ~ 10時になると辛うじて92%に下がったが...


さらに午前中に驚愕のニュースが飛び込んだ。今回の地震では連日話題になっている原子力発電所だけでなく他の火力発電所等もかなりの壊滅的な被害を受けているので、今年の夏どころか冬まで計画停電が続く可能性が多いにあると。


日本の夏は知っての通り梅雨の頃から始まる大量の湿気、そして近年は猛暑がやってくる事が多い暑い夏。さらに残暑も厳しい...これはかなり深刻な問題。やばいぞ... 
一般家庭はともかく首都圏にある数え切れないほどの高層ビル群の冷房はどうするのだろうか。まさか20階、30階で窓を開けるわけにもいかないだろう...。ホテルや旅館等の宿泊施設も困るわなぁ(恐らく省エネタイプのエアコンを含む電化製品が飛ぶように売れるのであろう...)。


不謹慎かも知れないが、石原慎太郎都知事が言った 『 天罰 』 と言う言葉が頭に浮かぶ。人間は少々“自惚れ過ぎていた(る)”のかもしれない。有名な話だがキリスト教(ユダヤ教)の聖書(注1:下記参照)に書かれているバベルの塔 ― 天にまで届くように建設を始めた塔は神の怒りに触れ破壊されてしまう ―


今回の大惨事は平和な生活に慣れきった日本への“自然からの警鐘”なのかもしれない。それにしては余りにも大きな代償だが、この日本の歴史上指折りの窮地を皆で考え乗り越えることによって今までとは比べものにもならない素晴らしい国になることを心から願うだけである。





注1:キリスト教では聖書と旧約聖書と言いますが、ユダヤ教では旧約聖書のみなのでヘブライ語聖書と呼ばれており“旧約”とは言いません

被災しなかった人達の役目とは...

2011年03月22日 | Music & Life 

昨夜遅くこんなニュースが目に飛び込んだ。


≪ 被災した福島県の介護老人保健施設の入所者が職員と合わせて約180人が千葉県鴨川市に集団避難のバスでの移動中の車内で、80歳と94歳のおばあさん2人が心肺停止状態になり亡くなってしまったそうな。その施設の代表者は 『 長距離を移動するリスクは考えたが福島に残っても医療を受けられず苦渋の決断だった。残念です。 』 と話した。 ≫


昨日も書いたが、大地震・津波からやっとの思いで逃れたのに避難後に命を落とすなんて...。その一方で遠く離れた地に住む我々は多少の“ズレ”はあるものの普段の生活を営んでいる。

東京でも募金活動や救援物資の寄付、そして仮の住宅地の提供といろいろと動きがある一方、やはり“他人事”と考える人も少なからずいるわけだ。日本は西洋社会から見ると仏教の国のように思われがちだが、実際は“なんちゃって宗教”でありクリスマスも祝えば、お寺でお御籤も引く(恥ずかしながらZUYAも自身の都合よく寺社仏閣を上手く利用させてもらっているのだが...)。

もし日本人が本当に“信心深い”あるいは“敬けんな”人々であったなら、もっと一体感が生まれたのではなかろうかと。でも実際に宗教組織の方も全てがまともであるとは言えないかも。坊さんでベンツ等の高級外車に乗ってるヤツが多いがそれらを売り払って義援金にするような“まともな”坊さんはいるのだろうか? 数ヶ月前どこぞのスーパーが“お布施の値段”を明確化しただけで大騒ぎする輩もいるわけだ。本来は“お心仕え”であるはずが“暗黙の相場”が存在するからだ。


もちろん彼らだけを非難ばかりすることも出来ない。じゃあZUYAが今ギターを全て売って手にするお金を全て寄付しろと言われてできるかどうか...


などと日々色々考えていると、ある結論に達した。やはりこういう時は先ずは自分の生活を支障の無い程度に維持し、その上で被災した人達、苦境に立たされている人達のことを常に考えて行動すればそれはそれで人間として成長出来るのではなかろうかと。

相変わらずZUYA家では震災のあった11日以降はエアコンは一切無しである。厚着をし唯一ホット・カーペットを最小で点けている。


そう 『 小さなことからこつこつと~ 』 だな





      


少し音楽の話も。


先日大塚 Little Heavenに行った時にマスター達が、 『 何か我々に出来るイベントをしましょうよ~! ZUYAさんにもギターでも弾いてもらって。あっでもブルースだと暗いかな? 』 と仰っていた。

そうブルースとは読んで字のごとく“ブルーな気分すなわち憂鬱な気分”と考える人が多い。確かに直訳はそうなのだがこれは大いなる誤解であり、我々ブルースマンも一生懸命歌い演奏してみんなにブルーな気分になってもらおうしているわけではない(笑)。

ブルースの真髄は“仕事や恋愛の辛さ、友達関係など生きることにおいての様々なブルーな気分を分かち合い、それを発散させて(消滅させて)また日常の生活に変えていくことではなかろうかと。そういう観点から見ると今こそまさに打ってつけではなかろうか


今朝は景気付けに1曲。ZUYAが落ち込んだ時によく聴く一つで“誰のせいでもないんだよ。神様よ、上手くやってちょうだいよ~”って感じの曲。


フレディ・キングのバージョンで“Ain't Nobody business if we do do"






※少しでも明るい気持ちになっていただけるよう、本日よりちょっと背景を変えてみました。