東京タウンウォッチング 銀ブラ「GAPの反転攻勢」銀座出店!!
.ルイヴィトンが旗艦店出店をあきらめた。日本女性のスーパーブランドへのあこがれ代表格で猛威を振るった、あの「ヴィトン」が、今日の世界不況を物語っている。
銀座は、スーパーブランドのメッカ、カジュアル衣料は似合わないと思っていたら、何とユニクロ、ザラ、H&M…と格下のカジュアル系が続々出店。しかし、衣料品売上で、世界トップのGAPは、実は早くに銀座へ店を出していた。阪急モザイクの1F(画像)、ウインドウは大きいが旗艦店としての威容はない。いわば、いつの間にか銀座のカジュアル系では後れを取っていた。そこに降って湧いたヴィトン出店取りやめの話し。ここが“チャンス”とばかり飛びついたといった所でしょう。
GAPは、原宿でもJR駅前に旗艦級の出店が決まっている。世界大不況で旗色が悪い高級ラインに対して、正に“GAPの反転攻勢”という感じだ。
世界のブランドが不景気話しの多い日本で、銀座、原宿で繰り広げる競争の様は、戦国時代さながらである。スーパーブランドには、あまり縁のない輩としては、(高見の見物)と行きますか!?
※旗艦店はフラッグシップショップのことで、艦隊で司令塔となる巨艦の空母などを指すことからきています。
※目下工事中の画像が問題の場所。晴海通りに面して、4丁目と数寄屋橋の間にあります。