東京タウンウォッチング情報 & 経営コラム 「経営コンサルタント・安岡裕二」の情報とヒント

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歓喜の半年か!? 既に起こっている未来(ドラッカー)とは!?

2011-07-23 20:51:50 | ミニ経営戦略・戦術論
歓喜の半年か!? 既に起こっている未来(ドラッカー)とは!?                              

 本日は、感動を与えてくれたナデシコジャパンに因んで脱線させてください。

 なでしこジャパンのワールドカップ優勝は日本中に歓喜の渦を巻き起こしました。目標は大きい方がいいというドラッカー流の人材育成法が実証された格好でした。「頂点を目指す」という目標と共に、「最後まであきらめない」という信念!?が奇跡を生んだと思います。

 NHKでは繰り返し放映するので、昨夜もつい引きこまれて見てしまいましたった。選手のインタビューでは物怖じしない姿勢や発言が逞しかった。
です
 巷では、「女性は強し」の印象を持ったサラリーマンも多かったようです。 インタビューで、女子選手がコレからの目標を聞かれて、揃ってロンドン五輪の優勝を挙げていましたが、佐々木監督は「男女揃っての優勝」を挙げていた。男子チームへのハッパとも受け取れようが、素直に「目標は大きく」という志と受け止めたい。

 さて、2011年の前半は衝撃が走った「驚異の半年」だったと述懐するコラムがありました(日経)。
 ユーロ圏の金融危機、中東の民主化デモ、そして日本の大震災…しかも今も続いている事を指している。今年後半は何が起こるか!? 
 
 ジャパンローカルの身びいきで言えば、ワールドカップの「歓喜」で幕開けしたと言いたいところだ。スポーツだけでなく、政治、経済、社会の面で世界に明るく力強い日本をニュースで伝えたいものです。

 「未来は誰にも分からない」 「既に起こっている未来を現実から見るべきだ」という含蓄ある発言をしているのがドラッカーだ。経営計画というと何年か先のGDP予測とか、国やエリアの成長率を前提に思い浮かべるが、「何が起こるか解らない未来を予測するのは愚かしい」という論法だ。そして、ドラッカーは、人口の例を挙げる。今年の出生数は何年後かの人口構造を示している。確かに“既に起こっている未来”に違いない。

 では、驚異の半年の事例は、何を示しているのか!? 経済至上主義の崩壊、ソーシャル化の伸展による個人尊重社会、技術中心の文明の価値観の修正…など思い浮かべてみましたが…??
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