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定年夫婦のトリセツ 黒川伊保子

先日読んだ「妻のトリセツ」の続編。本書はのっけから面白いのと同時に怖い。著者は結婚生活を7年ごとに区切って、それぞれを「男と女期」「戦友期」「関心と無関心のゆらぎ期」「腐れ縁期」「阿吽の呼吸期」と名付ける。自分の場合は「阿吽の呼吸期」に該当するが、人によっては夫源病とか妻源病を発症する「絶望期」にもなり、そこをどう乗り切るか、ゲームで言えばちょうどラスボス登場のクライマックスに該当するという。著者の言い回しはいちいち怖い。本書はその「腐れ縁期」から上手く「阿吽の呼吸期」に軟着陸するための指南書。前作同様、男性脳女性脳の仕組みの違いを理解すれば不要な軋轢を生まずに済むということを色々な事例をあげて分かりやすく説明してくれている。(「定年夫婦のトリセツ」 黒川伊保子、SB新書)
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