2014年3月22日、20時53分35秒。
5月コミティア/6月そうさく畑向け新刊
「橘川絵里子の写真」 完全脱稿です~!
休日出勤が回避されたおかげで
当初の予定よりいくらか早くなりました。
でもやることは全てやりきった感じがしますです。
そんなにボリュームがあるわけじゃなくて、むしろ薄い本だけれど、
とりあえず今現在のわたなべやすおのできる全てを
込められたんじゃないかなぁ…と。
もちろんまだまだ詰めていけることはあるだろうけど、
とりあえず今現在できる事はやりきりました。
裏表紙の絵。
実はフルカラーで背景までしっかり入れた絵を描いたことって
実は無かったりします(^^;)
もっと言えば風景画を描いたのは多分中学生の写生大会以来のはずです(笑)
まぁ…実質初めて描いた風景画としてみればそこそこじゃないかと。
自分としては自信作です。
見た人に少しでも喜んでもらえればいいのですが…。
今回デジタル作画やってみて分かったのですが
たぶん最大の功労者はペンタブだと思います。
液タブが人気みたいですが、少なくとも自分の場合は
「前にあるのはポインタだけなので絵が手で隠れず、正面から見る事が出来る」
「画面を少し離れて正面視できるので、デッサン取ったり修正が死ぬほど楽」
ってのがありました(^^;)
高価な液タブ買わずに済むのはありがたいです(笑)
あとはソフトのペンツール。
高名なソフトは全く馴染めず体験版で投げ出してしまったのですが
上記のソフトのペンは全く違和感が無かったです。
仕上げはPhotoshopでやっちゃうので結局はペンだけなんですが
それでもかなり役立ってくれました。
PSのペンツールではどうしようもなかったので(^^;)
ペンは同じところのフリーツールがあるそうなので
今後もペンは何とかなりそうです。
色もけっこうイイ感じに塗れるので、かなり使い甲斐はありそうです。
PSは引き続きCCの正式なユーザーになりました。
安くは無いけど、もうPS無しでは絵も写真も何も出来ないので
必要経費として割り切りました(苦笑)
デジタルトーンもパターンスタンプでグリグリ塗れる(?)し
無いトーンは即興で作ってしまうことも覚えました。
仕上がりも少なくとも自分には違和感ないので
ペンさえ馴染めればもうアナログに戻る必要は無いと思いました。
アナログ原稿をスキャンしてデジタル原稿にする方法もついでに覚えましたので
引き続き夏コミにペーパー再録(+α)本を出せるように
作業を進めて行きたく思います(^^;)
新しい作品を出せると同時に、新しい環境を構築できたのは大きいです。
作品を描く上で、アナログであることが自分の足かせになっていることを
すごく感じていました。
ペン入れで一番嫌な原稿へのホワイト修正ももう要りません。
だって戻るか消しゴムでOK=鉛筆と変わらないのですから。
失敗した跡がホワイトの見苦しい質感として残ることはもうありません。
これからの原稿はきれいな白と黒だけの世界です。
モアレを避ける必要から
トーンも(失敗しても何とか言い訳できる)ペーパーみたいに大胆には使えなかったし、
ベタもムラを気にして手間が必要以上に多かったり。
線も細いのを引きたいが故にいろいろ試すもインク詰まりなどで手が止まることも多かったし、
何より途中で線の太さが変わって大いに困る…なんて事ももうありません。
狙った線が出るかどうか…を心配しながら描いたり、
その線の太さが紙質や湿気で変動することも無いです。
写植やふきだしだってもういくらでも大丈夫です。
原稿はまさに終わったばかりですが、
今後の展望が見える…ってのはいいものです。
明日から私は自由です…と思ったけど
実はティーザー画像を用意しなくちゃ…です。
POP代わりにも使う予定なのでまだまだ…頑張りませんと(汗)
とりあえず…今夜は祝杯です~(笑)
■Yellow Comet Web → http://www.sea.sannet.ne.jp/yellow_comet_ap1/
■twitter → http://twitter.com/Yasuo_Watanabe