日本・本州で観測できる金環食としては129年ぶりとなる
本日の金環日食…。
埼玉日高でも無事観察、撮影することができました。
神様、ありがとうございます!
先のしなの鉄道撮影行とあわせて
予報が良くない中で奇跡のようなコンディションに恵まれました。
神様のご高配に心から感謝いたします。
以下、撮影画像です。
まず金環食直前。
当然ながらここまで薄くなった太陽を見たことはありません。
金環になった直後。
人生ではじめての生での金環日食(涙)
最大食
空に輝く金のリング、観察メガネとファインダーで見ました。
終了時
日食の切れ掛かったところが途切れています。
ベイリー・ビーズというのだそうですね。
月表面の凹凸によって起きる現象だそうです。
機材的にはレンズの長さが不足しておりますので
撮影画像からの切り出しになります。
ご了承くださいませ。
撮影機材はα700で、
レンズは70-200G+2倍テレコン
それに手持ちのND4をありったけ被せまして
1/8000の高速シャッター+絞りほとんど全閉で撮影。
撮影枚数も最低限にしました。
フレーミングは観察用メガネを使いながら行った…
…ということにしておいてください(^^;)
A2は不使用にしました。
センサーの画像を常に使うタイプのミラーレスカメラよりも
センサーの前にシャッターがあって、しかもミラーでファインダーに
その光のほぼ全てを送り出してしまう一眼レフのほうが
万が一の事態は少なかろう…と。
ちなみに雲が出ると一気に画像がぼやけます。
観測メガネだと問題は出にくいですが
撮影目的だった方には、薄雲であっても涙の結果になったかもしれません。
そういう意味ではほとんど雲が無い条件で見られて良かったです。
6時19分ごろに日食が始まって、
食が進むごとに暗くなってくるのが分かりました。
何か…日差しがあるのに暗いというのは不思議な感じ。
あと日食状態の太陽を一瞬だけ直視してみたんですが、
(絶対真似しないでください、こういう行動はオウンリスクで)
強い光を見た後って目に緑色っぽい感じで光源が焼きつくみたいに
見えたりしますよね?
その形が丸じゃなくて日食のカタチなんですよね(^^;)
何か新鮮かつ不思議(笑)
ふふふ、文字通り目に焼き付けてやったぜ(爆)
(※絶対に真似をしないでください)
日食というのは実はあまり無いこと。
その中でも金環食は珍しい現象で、
まさに「一生モノの体験」ができたことになります。
2035年には日本本州で皆既日食が見られるそうです。
ずいぶん先のことですが…楽しみにしていたく思います。
(絶対見るぞ!)
★追伸★
日食メガネはまだ捨てちゃダメですよ〜!
6月6日に金星が太陽の前を横切る
「金星日面通過」という大イベントがあります!
次に地球上で見られるのは2117年(爆)
今回を逃すと現在生きてる9割9分の人は二度と見ることができない…という
超レア天体ショーなんですから〜!
ちなみにその「金星日面通過」は日本全国で
6月6日の午前7時頃〜お昼13時頃の約6時間観測できます…とのこと。
お忘れなく(^^)
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