すやすやおとまりようちえん 始まります
場所は月形町の知来乙というところ
参加者12名、スタッフ10名の総勢22名
1泊2日
いつものイエティーズよりも長~い時間を使って
遊んで、食べて、寝て、生活をします
家族以外のひとで、ここで初めて会った人たちもいるなかの
ちょっと緊張するけど、ドキドキわくわくな体験が始まります
集合時間よりも早く着いた子たちは
お昼ごはんを食べたり、さっそく山羊に餌をあげに行ったりしています
このお泊りが楽しみすぎて、前日興奮して寝れない子、朝早くに起きてしまった子がいたり、
この体験を家族みんなで楽しむぞーと円陣を組んできた家族と、さまざまです。
はじまりは静かに、絵本の読み聞かせからです
全員集合前に気持ちが高ぶって、興奮した心と体を一回落ち着かせて
じっーとお話に耳を傾けます。
ところで、大人はたくさんいるけど、だれがスタッフなの?
という雰囲気だったので、
スタッフ自己紹介をして、
本日の昼から明日の朝ぐらいまでに
過ごす、ちらいおつ遊び塾って、どんなところなの?
早速、施設探検で外へ
すると、グランウドでは、ここの施設を利用している別の保育園児たちが
なにやら、見つけている! なんだ?
どうやらカエルらしい。雨上がり、雨の日にはカエルがここらへんにいるぞ!
という情報を聞きつけたので、
グラウンド探検をしながら、カエルとり
人間が近くを歩くと、カエルがびっくりして飛び跳ねていく
それをヒントに、カエルがどこにいるのかを探していると
つぎつぎにカエルをゲット
大小さまざまなカエルを
おそるおそるだったり、ばしっとだったり、しながら素手でつかまえす
既に、子どもたちは大興奮!カエルとりに夢中になっています
しばらくすると、ゆるりと興奮が収まったのがみえたので
お次は、室内へ
木の箱みたいのがだんだんと積み重なって、一番上に上ると天井に手が届くぞ
木の中は少し薄暗くて迷路みたいになっているぞ
滑り台も結構急で勢いよく滑るとお尻をうっちゃうぞ
を遊びながら、体感します
こっちには、木の小さい球がたくさんある
プールみたいになっていて、入ると足がくすぐったいような、痛いような
感触がする
タワーみたいなものもあって、回すと木の球を運んだりできる
木のスコップ、木の乗り物
ここでは、木と存分に遊べるみたいだ
一通り遊んでみたら、
キッチンにもお邪魔します
こんなでかくて、重いものを今日は食べるの?
どうやって食べるの?おしいの?
大人の人でも、これ何?というもの
どんな夕食が食べられるか楽しいイメージを各々、膨らませます
どんなところで過ごすのかが分かった後は、
どんなひとと過ごすのかが知りたい
ちょっとしたゲームをみんなでしてみます
朝ごはんは ご飯派?、パン派?
たまご料理と言えば? 好きな麺は?
男のひとと女のひとで集まってみて! 何人いる?
好みが合う人、それぞれの考えを知ります。
室内がちょっと騒がしかったので、
お外に行って、頭ではなく、とにかく体を使って、動かして
感じるゲームに転換します。
おにごっこ
大人の輪から抜け出せ、人間知恵の輪
大人に思いっきり体をぶつけろ
おんぶ競争
体と体が触れ合うので、初対面のひととはちょっと
という感じもありますが、
ここでは、すでに信頼関係ができていると判断し、
やってみました
さらに、心の隔たりがなくなるのを感じることがでました
ゲーム後は、
いままで、いろいろ面白いことは紹介してくれるけど、
次から次へと変わっていって
自分がこれだと思ったものを全然好きなだけやらせてくれないんじゃない?
とみんなの遊び心がくすぶり始め抑えることができなそうだったので、少し自由時間
やりたいことをやります
その隙に、大人は次の五右衛門風呂の準備へ
今回の子どもたちにどうやって、薪をわらせよようかな~とか
どういう風に水を入れたらおもしろいだろうな~?
とかを考えて、デモンストレーションをやっていたら、
見つかっちゃいました!
何やっているの? やらしてー!
わらわらと子どもたちが集まってきます
自分たちの自由時間を止めて
薪割り、大人がどこまでアシストしたら、達成感を得られるのか
腕の見せどころです
斧かナタか?どっちが爽快か? 安全か?
ひとりひとりの力量を見極めながら、判断します
薪割りは安全管理上、一人しかできないと判断し、
順番待ちの子たちには、お風呂に水をためて、もらうことに
ホースがあり、ジャーとやってしまえば、すぐに終わる作業ですが、
ここは、いかに大変で、たくさんの水を使っているのかを
体を使って、知ってもらうため、
バケツや鍋を駆使して、みんなで協力して、水を運びます
それぞれできること、できないことがあるので
できる範囲で作業を進めます
お風呂に火を入れた後も、じっくりお湯加減を確かめます
入れるくらいに温めるには、1時間半くらいと長い時間かかってしまうので、
ずーーと見張りをしているのは、ちょっと飽きてしまうことも考えられたので、
夕食作りの手伝いもあるから、行きたい人は言ってねと選択権を与えます
でも、時間が経ったら、こっちの様子も見に来てねと
伝えて、物事が同時に進んでいて、自分以外の人がやってくれていることで
五右衛門風呂と夕食が楽しめるのだと知ってもらえたかな。
中風呂のお湯も、入れてもらい、時々一緒にチェックしに行こうねと
子どもたちに役割を振って、
責任を持ってもらいます
こちらは、夕食づくり
親御さんと一緒にわいわい、自分たちのできる事をお手伝いします
五右衛門風呂、夕食、今回のお泊りではまだまだ楽しみがあります
そう! テント
テントの中で寝る
ちょっと、ひみつきちぽくって、自分たちだけの空間、お手軽ハウス的な感じで、
それは、いつもの生活にはない特別な体験です
今回は室内にテントを張ります
おっ! もう立ってしまった! 簡単じゃん! 帰ってから、自分でも立てれそう
立ったテントの中で、ごろごろしながら
今日寝るイメージをわくわくと広げていきます
そうこうしているうちに
待ちに待った五右衛門風呂が沸きました
自分たちで入れたお風呂は格別です。一回入ると、なかなか出たくなくなります。
これは、最初に女の人がお風呂に入るという順番だったので、
男の子たちに、夕食のお品書きを書いてもらっています
字を書いたことがなくても、見本をじーと見ながら、なぞるように書いてくれてます。
夕食はカレーと月形の直売所で買った新鮮な野菜のサラダや一品ものの多彩なメニュー
いつもこんなに食べないのに、ばくばく食べている様子に親御さんもびっくり
自分の好きなことで遊んで、たくさんお手伝いして、生活をしていたら、自然とお腹は減ります
お腹いっぱいご飯を食べた後は、
とりあえず、夜の寝床を決める!
テントで寝るのか、部屋で寝るのか、体育館で寝るのか
1人で寝るのか 決めるのはあなた
いろいろと悩みながら、格闘しながら、場所を転々しながら
ここという場所を選びます
そのあとは
寝る前によるたんけんへ
夜に外に行ったことがないという子もいて、
真っ暗になったお外には、何がいるのか
ライトを駆使して、自分の目で足で確かめに行きます
すると、いましたカエルが!ドジョウが!
ドジョウは田んぼの側溝に 網を構えて、足をばしゃばしゃして追い込んで捕まえました
たんけんから帰ってくるとたき火があったので、焼きマシュマロ
焦がさないように、燃やさないように、どの火に、どのくらいの距離で、その姿勢で構えると
とろーりマシュマロが食べられるのか
食べ終わって、歯を磨いたら、おやすみの時間
みんな少し興奮して、すぐには寝れなかったけど、
30分もすれば、バタンキュー 途中で起き出す子もいなく
ぐっすりすやすや で一日目が終わりました
けいた こと 富田桂太(札幌まるやま校)
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