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やりきれない戦争の後始末。

2010-08-17 23:08:32 | ひとりごと
きのう義母を葬って落ち着かなかったのか寝付けない
ままに早い朝を迎えた
だるい身体に追い打ちをかけるような暑さだった

読めなかった二日分の新聞に目を通していたら
昨日の日経新聞に「遺骨114万柱、海外に眠る」
という記事があった



戦時中に亡くなった人が310万人、うち210万人が
海外で戦死した
126万人の遺骨は日本に送還されているが、いまなお
114万人は海外に眠っているという

今日の産経新聞にはさらに衝撃的なニュースが載っていた
 「遺骨 博物館で見世物に いまだ帰れぬ戦友」
ニューギニアのある集落にヤシの葉で作った「戦争博物館」
があって入館料が日本円で約400円、旧日本軍の鉄かぶと
や水筒のほか旧日本軍の3人の遺骨が展示されているという

観光資源(収入源)がなくなるので返せない、1人に1台の
中古マイクロバスをくれというらしい

政府の遺骨収集団が25回で5万9千人が帰還しただけで
多くは残されてまま、時間の経過、情報の少なさ、収集は
ますます困難に・・永久に忘れ去られてしまうのだろうか

この記事を読んで愕然とした
海外に散った旧日本軍の遺骨の多くが戻ってきていない
ことは知っていたが博物館で見世物にされているとは・・

たとえ3人といえども、どんなに帰りたがっているやら
日本で待っている家族がいることを思うとやりきれない
なぜ戻してやれぬ日本政府、なんとたよりないことよ!

こういうニュースも終戦記念日のこの時期だけ、戦争を知る人
も少なくなっている
日本人は歴史を知らない、知ろうとしないとよく言われるが
それはきちんと正しく伝えることをしなかったからだ
まだ知る人が生きている太平洋戦争こそ後世に正し伝えていく
責任が知る人にもあると思う

 ”あの戦争は何だったのか”

古い本だが書棚から出して目を通してみた。




(今日が一番若い日→70歳と116日)



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