青春18きっぷを利用して奥琵琶湖を歩く予定にしていた
が大型台風12号の影響で昨夜からの強い雨は止みそうも
なく奥琵琶湖行きは早朝6時に断念して
行先を歩く距離を少なくして楽しめる東海道五十三次の
関宿(三重県)に行くことにしてJRで草津まで行った
東海道線もダイヤが乱れていたが草津から乗り換えの
草津線もまったく動く気配なし・・・
これではどこへ行くのも同じことなので草津で足止め
されたのを生かして草津散策をすることにした
草津は久しぶり、ここには知り合いもいるし、仕事で
よく来ていたことがあるので珍しいわけでもないが
ここはかって旧東海道五十三次の宿場があったところ
4年前の5月に東海道を歩いて草津宿に来てから特別
な町になっていた
あの時、時間がなくて十分に見られなかった草津本陣
をまず見物することにした
雨は降ったり上がったり、風も強いが幸い建物の影は
さほど気にすることもなく、駅前から商店街を通って
草津宿本陣をめざした
見覚えのある天井川の旧草津川下のトンネルを通つて
すすむとなつかしい草津宿本陣が見えてきた
草津宿は、東海道と中山道の合流・分岐点として多く
の旅人や物が行き交い賑わった
この草津宿本陣は、旧東海道に現存する本陣の中では
最大級の規模で、いまは国指定史跡にもなっている
それだけに見ておく価値のあるもの
建物をはじめ敷地全体が当時の面影を残している
敷地は1350坪、その敷地内に485坪の建物が
あり部屋数が30あまり、268畳の広大な建物内は
昔の本陣のまま、実にきれいに保存されている
宿帳にあたる「大福帳」がそのまま残されているが、
新選組や皇女和宮、吉良上野介、浅野内匠頭の名前
をみることができる
今日はゆっくりと見物をすることができて4年5月ぶり
やっと念願がかなった
本陣を出て、もう一か所、あの時に中を見ていなかった
草津宿街道交流館も訪ねてみた
場所もちゃんと覚えていたのでまだぼけていないな・・・
ここには当時の草津宿や宿場、旅人の様子などが詳細に
公開されていて、当時、入手しておけば、旅の参考に
なるものがたくさんあったのに残念に思った
ここでは草津宿を通過した人には「草津宿出立証明書」
を市長名でおり遅まきながら4後にもらった
あの日は体調が悪くて休憩をした立木神社を訪ねたあと
天井川に沿って旧東海度を少し歩いてみたがなにしろ雨
まじりの強い風が降ったりするので歩けなかった
時間が十分にあったので安土か彦根も少し散策をしょう
と電車に乗ったがいずれの駅も強い雨でとても歩ける
状態ではなかったのでとうとうあきらめて戻ってきた
奥琵琶湖から関へ、そして草津へと18切符の利用価値
のない近場で終わったが今日の天気では仕方がなかった。
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