テレビとうさん

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「靖国神社」 と 「民主主義」

2019年05月15日 | 主義・体制

 「日本国民の愛国心が足りなくて、靖国御親拝の環境が整わない事は天皇陛下に申し訳ない。」(←この文章は田母神氏のSNSより)と言ってた人が、靖国神社前の路上で割腹自殺をしました。

 しかし、この言葉の内容は間違いで、「申し訳ない」との対象は、自殺した人の仲間に対する本人の気持ちです。 靖国神社に、「象徴である天皇」が御親拝しない事や、「代表である首相」が参拝を躊躇する事は、愛国心のある多くの日本国民」でも参拝し難いのと同様に、当然です。

 「象徴天皇は日本国民の総意」「首相は民主主義の結果」なので、憲法や民主主義を大切に思うのなら、国民の靖国参拝は控えるべきです。

 しかし別の愛国心が有って、(GHQ)憲法や(西洋型)民主主義に反対する「日本国民」ならば、靖国神社に参拝する事には大いに賛成です。愛国心にも色々あって、「自民党」のみならず、国民はバカだから漢字が書けない」と思い略称を”りっけん”にした「立憲民主党」や、「共産党」ですら愛国心が有ると言っています。

 東京招魂社が明治天皇の命名によって改称されたのが靖国神社なので、本来は、天皇陛下と首相が「国民に対して申し訳ない。」と言うべきですが、現憲法を信奉する限りこれは出来ません。

 「民主主義」は、その「民意」によって戦争にも思想統制にもつながる、恐ろしい主義です。 それは、「(西洋型)民主主義」は「民衆主義」だからです。「民主独裁」は共産党の標語でもありますが、現在は、何故かこの道を進んでいます。



3 コメント

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靖国神社について (mobile)
2019-05-15 13:34:51
批判を怖れずに書くならば、私は靖国神社について『テレビ倒さん』とは異なる意見を持っています。
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戦争の犠牲者の魂を鎮魂する神社であれば、靖国神社の存在意義は大きいでしょう。大戦中に戦死したヒトビトは遺骨さえ満足に残ってはいないのですから、無念の思いで亡くなった方々の霊を鎮魂することには大きな意義を感じます。
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問題は東京裁判で裁かれたA級戦犯まで合祀してしまったことにあります。これさえ無ければ諸外国から靖国参拝をとやかく言われるこのた無かったはずなのです。
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東京裁判はあくまで勝者の裁判ではありましたが、裁かれた人間にはそれなりの理由があったのです(マニラで行なわれた山下奉文の裁判はナットクできませんが・・・)。
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特に東条英機なんぞはズルズルと泥沼の戦争の中で引き際を見出せず、国民に塗炭の苦しみを与えた末が自殺未遂で無様なサマを露呈し、東京裁判で裁かれ絞首刑に処されたのです。こんなモノを一緒くたに祀っては他の英霊たちに失礼の極みでしょう。
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今からでも遅くありません。ただちに合祀をやめて国民が参拝できる神社に戻すべきです。
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mobileさんへ。 (テレビとうさん)
2019-05-15 15:23:32
コメント有難うございます。

東条の合祀が間違いである事は、私の持論でもあります。
その理由は、只一点、戦陣訓(東条が作った訳では無い)を出しておきながら、自身が「死に方を知らなかった」事だけです。但し、合祀を取り消す事は、その意味(神として一体化している)からして、不可能だそうです。

少し前に物語である「忠臣蔵」に関する投稿をしましたが、「東京裁判」も単なる物語なので同列に扱いました。
少し、事実を調べてから続編を投稿しようと思います。
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東条英機の考察 (テレビとうさん)
2019-07-22 10:59:05
https://blog.goo.ne.jp/yk-soft-85/e/59f7069b89c592cc9e1d6de2c675918c
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