「マイナンバー」 と 「マイナカード」

　効能デマ太郎は「マイナンバー制度と、（マイナンバー）カードが世の中で混乱してしまっている。次にカードを更新する時には『マイナンバーカード』という名前はやめたほうがいいのではと、個人的には思っている」と、日本列島に居座る人民はバカであると仄めかしたようですww

　混乱しているのは「世の中」ではなく「為政者（偽政者かも？）」です。所謂「マイナンバー（私の番号）」は、国民の意思を個別に確認し同意を得た訳では無く、一方的に割り振った番号なので「ユアナンバー（オマエの番号）」或いは「ピープルズナンバー（人民番号）」です。

　但し、皇室に「マイナンバー」が割り振られているとしたら、「人民番号」は撤回し、可能であれば天皇陛下に陳謝致します。

　「陳謝」とは、当該事象に至る事情や理由を述べたうえで謝罪する事であり、報道で良く見る、「陳謝します」とだけ言って頭を下げる行動では有りません。

　それは兎も角、所謂「マイナンバー」は、日本国民のみならず在日外国人も割り振られているので「国民識別番号」でもなく「個人番号」です。「法律（行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律）」にも「マイナンバー」の字句は一切なく「個人番号」としか書かれていません。

　つまり、やめるべき名称は、個人が任意に取得する「マイナンバーカード」ではなく「マイナンバー」です。

　「マイナンバーカード」の場合は、

①マイナンバー・カード
②マイ・ナンバーカード

の、二通りに読めます。

　上記の説明（屁理屈？）のように「マイナンバー」は明らかに間違いですが、「ナンバーカード」の場合は「番号カード」なので、②のように「私が任意に取得した個人番号カード」と解釈が出来るからです。

　日本に住む総ての人民（約１２５百万人）に強制的に割り当てる「ユアナンバー」は既に登録済みのようですが、「マイナカード」の申請者数は６月２５日で９７百万件です。トラブルが多発しているとは言っても、今のところは１万件程度（実際に利用した人数は不明）なので、発生率は０．０１％です。「お役所仕事」にしてはトラブル発生率が低いように思います。

　ヒューマンエラーを無くす事は不可能なので、「ミスを少なくする」のは当然としても「ミスが起きた時には速やかに回復出来るように準備しておく」のが標準手順です。「福一事故」以前は「原発事故は起きる事が無いので避難訓練は不要」と言っていたように、「マイナカードは安全なのでトラブルの回復作業を考慮する必要ない」と考えていたのかも知れません。

　私ならば、「マイナンバー制度と、マイナンバーカードが行政で混乱している。直ちに『マイナンバー』という虚偽の名称はやめるべきだと、私は考えている」と、為政者はバカであると仄めかしますww