今の我家の音響システムはJAZZも聴けるようになって来ました。
特にピアノ・トリオ等はとても良い塩梅に安心して聴ける。
今日から週末まで仕事を入れてしまった!今日はJAZZピアノを聴こう!
TEAC MA-7とTANNOY IIILZ in Cabinetの相性とスピーカーのエイジングが良くなり、
ピアノ・トリオのJAZZも特等席で聴く感じがする。決して間近での演奏ではないのですが・・・
特にJAZZのウッドベースの鳴りかた、ピアノに右手がパワーアンプTEAC MA-7が良く聴ける!
BELDENのMILコードは上写真がいいそうです。
RCAコードを制作しようと思いましたらBELDENのコードは7月中旬以降に到着との連絡!
着きましたらゆっくり繋げて聴いてみましょう。グレートアップになるかが楽しみです。
マリアン・マクパートランド(Marian McPartland)はウィンザー出身の英国人、
生まれたときの名前はマーガレット・マリアン・ターナー、3才でピアノを初めジャズに惹かれ、
第二次大戦中は、ピアニストとして米国前線兵士慰問機関(USO)に参加、本場アメリカのジャズ・ミュージシャンとともに、
英国からヨーロッパまで、ピアノのない戦地ではアコーディオンを持ち、テント暮らしをしながら兵士達をジャズで慰問しました。
その時、同じバンドで出会ったシカゴ派の重鎮コルネット奏者、13才年上のバツイチ、ジミー・マクパートランドと恋に堕ちる、
戦後、マクパートランド夫人としてシカゴで音楽活動を始めました。
その当時、同じ英国出身の評論家レナード・フェザー(彼自身もピアニスト)に、「英国人で白人女性」なんて絶対に売れない!
と冗談交じりに言われたとか。だって当時、一流女性ジャズ・ピアニストといえば、
アフリカン・アメリカンのメアリー・ルー・ウィリアムズ(p)しか居なかったのですからネ。
マクパートランド演奏は実にテンポも良く、全体的にどのCDを聴いても心地良いのが特徴です。
でも勿論筆者は大好きなピアニスト、勿論ボッサもイケますよ!
<Time Records Jazz Classics>
エマーシーの名物プロデューサーとして辣腕をふるったボブ・シャッドが1959年に立ち上げたレーベル、タイム・レコード。
イージー・リスニングや映画音楽もリリースするレーベルだが、
ソニー・クラークやブッカー・リトルなどの代表作ジャズ史に残る名盤をリリースしたレーベルとして輝き続けている。
そのタイム・レコードのジャズ・クラシックスを厳選しリイシューするタイム・レコード・ジャズ・クラシックス!
イギリス生まれのピアニスト、マリアン・マクパートランドが当時一台旋風を巻き起こしていた
ボサノヴァとジャズをフュージョンしたジャズ・ボッサ作品!
アーシーなデイヴ・ベイリーとベン・タッカーとのトリオで贈る軽快なスタンダード・ジャズ作品!
マリアン・マクパートランド(p)ベン・タッカー(b)デイヴ・ベイリー(ds)ボブ・クロウダー(tambourine)1960年録音
Marian McPartland – Bossa Nova + Soul - 02 - With You In Mind
1.ラヴ・フォー・セール
2. ウィズ・ユー・イン・マインド
3. ストレンジャー・イン・ア・ドリーム
4. スウィート・アンド・ラヴリー
5. カミン・ホーム・ベイビー
6. テル・ミー
7. グリーン・ドルフィン・ストリート
8. ストレート・ノー・チェイサー
9. ベイビー・ユー・シュド・ノウ・イット
でもマリアン・マクパートランドの真価を発揮するのはこのトリオ曲だと思います。
<The Marian McPartland Trio>
スタンダード曲を実に見事に演奏して思わず首を振ってしまい全曲聴いてしまいます!
A1Stompin' At The Savoy
A2The Things We Did Last Summer
A3Bohemia After Dark
A4Dream A Little Dream Of Me
A5Hallelujah!
B1The Baron
B2This Love Of Mine
B3Carioca
B4Symphony
B5There'll Be Other Times
MARIAN McPARTLAND TRIO (Full Album)
彼女の名を最も知らしめたのは、1978年から2011年の95歳までなんと33年間の長きにわたって、
ラジオ局「NPR(National Public Radio)」の人気番組
「ピアノ・ジャズ/PIANO JAZZ」の司会をつとめたことであろう。
聡明で気品あるパーソナリティで、毎回、ありとあらゆるジャンルのミュージシャンをゲストに迎え、
トークやデュエット、音楽を楽しむ番組だったという。
亡くなる2年前まで勤め、まさに「生涯現役のピアニスト」という見事な人生だった。
Marian McPartland With Guest Steely Dan - Piano Jazz
筆者の好きなJAZZに、基本はずっと聴き続けたくなる演奏が好き。
このマリアン・マクパートランドのピアノって全く歳を感じさせない
一寸お洒落で、知的な感じの何となくオスカー・ピーターソン女性版と評されたこともある、
マリアン・マクパートランド(Marian McPartland)、享年95歳。
93歳まで現役のピアニストのご冥福をお祈りしたい。ブラボー!