BA1. BWV 1-231 カンタータ、モテット
BA2. BWV 232-243 ミサ
BA3. BWV 244-249 オラトリオ
BA4. BWV 250-524 コラール、歌曲
BA5. BWV 525-771 オルガン曲
BA6. BWV 772-994 オルガン以外の鍵盤楽器(チェンバロ、クラヴィコード)の曲
BA7. BWV 995-1000 リュート曲
BA8. BWV 1001-1040 室内楽
BA9. BWV 1041-1065 協奏曲
BA10. BWV 1066-1071 管弦楽曲
BA11. BWV 1072-1080 ひとつの作品の中に異なる演奏形態の含まれている作品や演奏形態の指定のない作品
以前申し上げました様に表題の頭に付合がついている本ブログはJ.S.バッハの曲のブログです。
昨年末注文したAIYIMA TUBE-T7 6N3プリアンプが昨夜到着しました、早速繋いでみましたが、中華アンプ侮れません、早速代わりの6N3のチューブGE、及びオペアンプ注文しました。全て到着しチューニングしてから音質のことは述べます。初めての試聴は少し高温が荒めであり、もう少し澄んで美しく、スッキリした高音が鳴れば高級機には負けない良いアンプである。
価格を考えれば相当程度は高い商品である・・・人気が高いと言われるが頷ける商品である。チューンアップ用のチューブ、及びオペアンプだけでも本体価格の倍以上するが・・・。今年の出荷分よりオペアンプは2個の交換、しろくま製作所のTexas Instruments社の高精度高速オペアンプOPA627AUを8PinDIP変換基板に両面実装した物を注文する。
今回は勿論J.S.バッハの鍵盤楽器の曲である。「BA6. BWV 772-994」
ヴォルフガング・リュプザムは20世紀オルガン界の二大巨頭、ヘルムート・ヴァルヒャとマリー=クレール・アランの薫陶を受け、世界最高峰のシャルトル国際オルガン・コンクール優勝!名門フィリップスよりバッハのオルガン作品全集をリリースするほか、ドイツ・グラモフォン、ハルモニア・ムンディ、ナクソスなどから130枚以上の録音をリリース。まさに「21世紀オルガン界の巨人」と呼ばれるバッハ全集を二度録音した名手バッハ全集を二度録音した名手です。
筆者自身オルガン曲についてはついては別途に掲載を考えてます。今まであまり聴かないオルガンも最近少し聴くようになってますがオルガン曲に深掘りしてみたいと思います、オルガンと言えば幼稚園のころ足踏みペタルでの演奏のオルガンを連想する、戦後間もなくの教育は乏しかった頃が忍ばれる。
2016年には来日し得意のバッハで聴衆を魅了しました。ゴルトベルク変奏曲は彼の得意曲ですが、このアルバムではリュート・チェンバロ(=ラウテンヴェルク)を用いての演奏を披露しています。
ラウテンヴェルク(ドイツ語: Lautenwer[c]k, Lautenklavier)は、バロック時代に特有の鍵盤楽器。リュート・チェンバロという別名からも分かるように、本体の外見はチェンバロそのものだが、 通常のチェンバロで用いられる金属弦に代わってリュートで用いられるガット弦が張られており、チェンバロよりも柔らかな音色を持っている(また一説によると、リュートの本体に鍵盤を付け、それで弦を弾く楽器だったとも伝えられる)。
バッハほど、たくさんの編曲や様々な楽器による演奏が存在する作曲家もそういないのではないだろうか。このブログでも、もうだいぶ前になるが、ラウテンヴェルク(ドイツ語: Lautenwer[c]k, Lautenklavier)は、バロック時代に特有の鍵盤楽器。リュート・チェンバロという別名からも分かるように、本体の外見はチェンバロそのものだが、 通常のチェンバロで用いられる金属弦に代わってリュートで用いられるガット弦が張られており、チェンバロよりも柔らかな音色を持っている(また一説によると、リュートの本体に鍵盤を付け、それで弦を弾く楽器だったとも伝えられる)。 大バッハはこの楽器を好んでおり、遺産目録によると2台のラウテンヴェルクを所有していた。
バッハのリュートのための組曲のうち組曲ホ短調BWV 996は、筆写譜によると、「ラウテンヴェルクで aufs Lautenwerck」演奏するために作曲されたらしい。此処でヴォルフガング リュプザムと渡邊順生の演奏には組曲ホ短調BWV 996があり、比べて聴くも楽しいひと時でもある。
バッハほど、たくさんの編曲や様々な楽器による演奏が存在する作曲家もそういないのではないだろうか。楽器の壁やジャンルを超えて多くのミュージシャンに愛される音楽の父、さすが懐が深い。
話は変わるが現在パワーアンプはLUXKIT A3500を聴いていますが、ラウテンクラヴィーアの鳴り方を味わうのにTEAC MA-7の石のアンプに替えて試聴する、やはり倍音、特にガット弦は球のアンプが有利に思う次第である。家庭で音楽を楽しむにはこんも程度で充分と感じた。
筆者がこのラウテンクラヴィーアという謎の楽器によるバッハ作品の録音を初めて知ったときも、へーよく知らないけどやっぱりバッハは色々な楽器で演奏されるもんだなあ、なんてのんきなことを思ったものだが、よくよく調べて見るとこれはどうやら古楽器の一種で、しかもバッハ自身が非常に愛好し所有した楽器だそうだ。
ラウテンクラヴィーア(Lautenklavier)、ラウテンヴェルク、テオルベンフリューゲル、リュートハープシコードとも呼ばれ(それぞれ微妙に異なるところもありますが、ここでは一応ひとくくりにしておきます)、名前でぱっと見た目をイメージしやすいのは「リュートハープシコード」かしら。ハープシコード(チェンバロ)な鍵盤楽器を想像してもらって、そこにリュートのようなガット弦を張った楽器で、いわば鍵盤で弾くリュートのような楽器だ。以下の参考画像を見てもらえると、形としてはよくあるバロックの鍵盤楽器という感じだが、ディテールは異なる。
渡邊順生さんの使用のラウテンクラヴィーアは形は違うが音質は違い優しい調べが聴ける、300年前の音色に新鮮さも感じます。
「 J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988」
ヴォルフガング・リュプザム(ラウテンヴェルク)
録音時期:2017年9月18-21日
録音場所:Immanuel Lutheran Church, Valparaiso, Indiana, USA
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
リュート・チェンバロは通常のチェンバロとは違い、金属弦ではなくガット弦が張られており(リュートの本体に鍵盤を付けたのが始まりとも)、美しい低音と深い響きが得られるバッハがとりわけ好んだことでも知られます。ただし、当時使われていた楽器は現存せず、この録音では製作者キース・ヒルが復元した楽器が用いられました。斬新な音色により、バッハの名作に新しい光を当てる演奏の登場です。
ラウテンヴェルクによる演奏。バッハ:フランス組曲全曲
ラウテンヴェルク(=リュート・チェンバロ、Lute-Harpsichord)を用いての演奏。ラウテンヴェルクは通常のチェンバロとは違い金属弦ではなくガット弦が張られており、美しい低音と深い響きが得られ、バッハがとりわけ好んだことでも知られますが、当時使われていた楽器は現存せず、ここでは製作者キース・ヒルが復元した楽器が用いられています。
【収録情報】
J.S.バッハ:「 フランス組曲 全曲」
第1番ニ短調 BWV.812
第2番ハ短調 BWV.813
第3番ロ短調 BWV.814
第4番変ホ長調 BWV.815
第5番ト長調 BWV.816
第6番ホ長調 BWV.817
前奏曲、フーガとアレグロ 変ホ長調 BWV.998
組曲 ホ短調 BWV.996
ヴォルフガング・リュプザム(ラウテンヴェルク/Op.458 by Keith Hill)
録音時期:2020年3月
録音場所:Immanuel Lutheran Church, Valparaiso, Indiana, USA
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
ヴォルフガング・リュプザム独自のテンポとラウテンヴェルクの優しい音質は実に心地よい雰囲気を聴かせるリズムは好ましい。
演奏:ロバート・ヒル
リュート組曲 ホ短調 BWV996はラウテンヴェルクによる演奏の為に作られたと言われる曲である。
Hänssler Classic CD92.109(1998年9月28-30日、フライブルク セルデン 聖フィデス&マルクス教会録音)
前奏曲 ハ短調 BWV999
前奏曲とファンタジア ハ短調 BWV921, BWV1121
前奏曲、フーガとアレグロ 変ホ長調 BWV998
リュート組曲 ホ短調 BWV996
幻想曲とフゲッタ ニ長調 BWV908
幻想曲とフゲッタ 変ロ長調 BWV907
組曲 ヘ短調 BWV823
リュート組曲 ハ短調 BWV997
今思えば初めて聴いたラウテンクラヴィーアによるバッハ。マンチェスターのキース・ヒル製作(1994年)の楽器を用いている。
硬質な響きでギターに近い。正直これを聴いたときは、そんなに引っかかることもなく、「ふーん」くらいで流してしまったのだが、今になって聴けば味わいもわかるというもの。今更ながら聴き直してます。意外と注意深く下げらければならない気がする次第である。
渡邊順生1950年、鎌倉生まれのチェンバロ奏者。
1973年、一橋大学社会学部卒業。アムステルダム音楽院でグスタフ・レオンハルトに師事し、ソリスト・ディプロマを取得する。卒業後、ヨーロッパ各地で演奏活動を行い、1980年に帰国。以来、チェンバロ、フォルテピアノ、クラヴィコード奏者、指揮者として活躍。フランス・ブリュッヘン、アンナー・ビルスマなど、世界の名手たちとも多数共演している。
1984年にはオリジナル楽器によるオーケストラ「ザ・バロックバンド」を結成、ヘンデル、バッハなどの声楽大曲を指揮、各方面で絶賛された。楽譜の校訂や論文の執筆も手がけ、2000年には、著書『チェンバロ・フォルテピアノ』を上梓した。多数のCDもリリースして、精力的な演奏活動を展開する一方、上野学園大学、桐朋学園大学、東京音楽大学及び国立音楽大学で、講師として後進の育成にもあたっている。
16世紀以来ヨーロッパ各地で製作され、多くの作曲家たちを魅了したにもかかわらず最近まで実物が残っていないとされてきた幻の楽器「ラウテンクラヴィーア(リュートチェンバロ)」。バッハ自身がラウテンクラヴィーアのために作曲し、あるいは自ら奏でた作品に挑むのは、2011年サントリー音楽賞を受賞したチェンバロ界の雄、渡邊順生。
【曲目】
J.S.バッハ:1-6. リュート組曲 ホ短調 BWV996
7-10. ソナタ ニ短調 BWV964(無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ短調の鍵盤用編曲)
11-13. 組曲 ヘ短調 BWV823
14-16. プレリュード、フーガとアレグロ 変ホ長調 BWV998
17. プレリュード ハ短調 BWV999
18-23. パルティータ[組曲]ハ短調 BWV997
【演奏】
渡邊順生(ラウテンクラヴィーア[リュートチェンバロ])
使用楽器:キース・ヒル製作 マンチェスター(米ミシガン州)2000年
【録音】
2011年6月15-17日 秩父ミューズパーク音楽堂
16世紀以来ヨーロッパ各地で製作され、多くの作曲家たちを魅了したにもかかわらず最近まで実物が残っていないとされてきた幻の楽器「ラウテンクラヴィーア(リュートチェンバロ)」。ガット弦を使い、止音装置(ダンパー)を持たないこの「鍵盤のついたリュート」は、その豊かな響きによってバッハが真の大作曲家としての道を歩む重要な契機ともなった。
バッハ自身がラウテンクラヴィーアのために作曲し、あるいは自ら奏でた作品に挑むのは、昨年サントリー音楽賞を受賞したチェンバロ界の雄、渡邊順生(わたなべよしお)。歴史に忘れられた幻の響きが、300年の時を経て今ここに蘇る。
バッハに付いては未だ知らない事が沢山あり不思議、不思議の連続である、しかしどの曲も駄作が無いのもバッハの作品のようである。ブラボー!
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