伝統ある英国のTANNOY IIILZで聴く、音楽の父J.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

今から44年前に発見されたのバッハの新譜?肖像画の有名な14のカノン(BWV1087)を考察する。

2018年09月12日 | クラシック音楽・オーディオ


何か最近病院通いが多い、先日、市の健康診断で心臓の循環器が要検査となり再検査をしなくてはならず、又前々より前立腺癌の疑いがあり定期検査していたが最近数値が高くなり、放射線治療を進められ通院している、なにせ日本は老人社会で病院での待ち時間が長い、患者はほとんど60歳以上の方が圧倒的に多い、ドクターも比較的空いている午後に通院するがそれでも長く待たされる、

スマホで音楽でも聴きながら待つが今日は調べ物もあることだし、空いた時間を利用して携帯でのブログアップを試みた、興味深いことに、それは一枚の写真から解き明かされた発見であった。

筆者の知る限りではバッハは《フーガの技法》BWV 1080の番号以降の曲は知らなかった番号があったようである・・!

最近見つかった、14のカノンBWV1087というカノンの曲があるがここでは、ゴールドベルグ変奏曲の一部ののように付随するような感じで紹介されているが、カノンに付いては一般に輪唱と訳されるが、輪唱が全く同じ旋律を追唱するのに対し、カノンでは、異なる音で始まるものが含まれる。

また、リズムが2倍になったり、上下または左右(時間の前後)が逆になったような特殊なものをも含む。と解説があり展開を聴くのは大変興味深い。

以前もバッハが晩年作った「蟹のカノン(Crab Canon)」を紹介したが、この14のカノン実際聴くと曲の展開の面白さに驚嘆する。

カノンでの曲の楽しみは一つのフレーズで応用が効き展開の楽しい演奏が興味深い。

通院から帰ってからは拙宅のアンプは先日仕入れはデジタルパワーアンプで聴いて見ました。何よりも嬉しいのはこのアンプは余分な音がしないのが特徴であり、カノンの展開がじつに解りやすく楽しめる、

この辺りは流石バッハの音楽の奥深さが感じる余りデジタル臭くない此のパワーアンプは快適な音が聴ける。素直な音故カノンの曲が楽しめるのかも知れない。

以前よりハサミモノ(ハーモナイザー)を介入して聴いていますが、プリ管は良く交換します勿論此のような場合は一番安定した音が聴けるSIEMENのプリ管に交換してジックリ聴く勿論Telefunkenのプリ管も良いがよりフラットな音を得るにはSIEMENが勝るようだ。

国産ヴィンテージ管も良いが此の様は曲には個人的にSIEMENが良いと思う、国産のプリ管はもう少し聴き込む必要がありそうですが、現在TENのプリ管が比較的に安定してるように思う。

国産品の音も聴くが真剣にTEN、TOSHIBA、松下、NEC、日立などゆっくり考察してみます。

これまで各種プリ管を購入しましたが、機会があればチェコ、ロジア製の最新のELECTRO-HARMONIX等は一度は視聴したいが・・・・・・?

我が家のAXIOM80 TANNOYはオーケストラの演奏も随分良くなったが、此の程度(アンサンブル)程度はは実に上手いこと聴かせてくれます。

オリジナルⅢLZ時代の音では味わえない低域が部屋に響くのは実に良い気分である。音楽愛好家には最高の恵みの音です。

上段:肖像画でバッハが手にする楽譜。中段:元の楽譜。下段:14のカノンの第13番。

1974年にストラスブールで発見されたバッハの私蔵本には、修正の書き込みとともに、余白の頁には新たにVerschiedene Canones über die ersten acht Fundamental-Noten vorheriger Arie(前のアリアの最初の8音の低音主題に基づく種々のカノン)としてアリアの低音主題冒頭の8音に基づく14曲のカノンが追加されている。 

14はバッハの名前を象徴する数字である(BACH = 2 + 1 + 3 + 8 = 14)。

バッハは1747年6月にミッツラー主催の音楽学術交流協会に第14番めの会員として入会し、入会にあたってバッハは第13番のカノンの改訂稿(BWV 1076)を提出した。

エリアス・ゴットロープ・ハウスマンによるバッハの肖像画で発見された新婦がバッハが手にする楽譜がそれである。

J. S. Bach - 14 Canons BWV 1087 

J. S. バッハはオルガンのためのたくさんのカノン風コラール編曲や《音楽の捧げ物》

BWV 1079、《フーガの技法》BWV 1080における幾つかのカノンと並んで、バッハは一連のミニアチュア・サイズのカノンを書いている。それらはBWV 1072-1078、1086、1087として分類されているが、この中でもBWV 1087は特別なグループを形成している。

正確な総題は《先行するアリアのはじめ8つの音符に基づく種々のカノン》とされており、その8つの音符 G-F#-E-D-B-C-D-Gは《ゴルトベルク変奏曲》BWV 988の主題を形成するアリアの第1-8小節のバス音である。

バッハはこれを1745年頃、《ゴルトベルク変奏曲》の自家用保存本の余白に一続きのものとして書き込んだ。これら14のカノンのうちの2つは別の形でも伝えられている。

(第11曲=BWV 1077、第13曲=BWV 1076)。その他の12のカノンはその自家用保存本が1975年に発見されて初めて知られたものである。

そのどれもが前述の8つの音符、その逆行型ののG-D-C-B-D-E-F#-G、反行型のD-G-A-B-G-F#-E-D、逆行反行型のD-E-F#-G-H-A-G-D及びそれらの拡大・縮小に基づく2声から6声のカノンとなっている。

今から44年前に、種々のカノン14のカノンVierzehn KanonsBWV 1087の発見1974年、最初にBach自身が所有していたGoldberg Variationsの公開されたコピーが、フランス国内で個人所有で発見され、原稿に付随して、バッハの手にはゴールドバーグの地面の最初の8つのノートに14ページのカノンを持つ単一のページが添付されていました。

これまで知られていなかった原稿の発見は、直近の数十年間にバッハの情報源の最も重要な追加として直ちに賞賛された。

14カノンのうち、1974年以前に11と13の数字しか知られていなかった。 14の規範は4つの理由から重要です。

彼らは聞くのが楽しいだけでなく、バッハが使用していたかもしれない作曲プロセスについて非常に有益な、成熟したバリエーションの芽生えの段階を表しています。

第三に、キヤノンサイクルはゴールドバーグの規範とのより難解な規範との間のギャップ埋めるミュージカルオファリング最後1747のを、14の規範の謎の表記は、音楽謎と暗号シンボルのバッハの親和性を表します。 

聴くと分かるが大変浸しみやすいメロディで万人向けの曲でカノンのコード進行が面白く展開する、まさに偉大なバッハの真実の発見、流石である。CDではライプツィヒのカフェツィンマーマンでは、かつてバッハのもとで演奏したライプツィヒの演奏家たちのように、今日のウィーンの古楽専門の演奏家たちは、バッハの舞曲のリズムをスィングさせ演奏します。早速購入した、ここで2枚組のCD盤の注目。

最初の一枚はゴールドベルグ変奏曲で始まるがチェンバリストのセリーヌ・フリッシュの演奏も実に素晴らしい演奏をリラックスして聴ける良さがある。

Goldberg VariationsのAriaベースの最初の8つのノートの14個のカノンと、バリエーションの最後の近くのクォドリベットに含まれる2つの曲が含まれています。

ウィーン・コンチェントゥス・ムジクスの創始者、ニコラウス・アーノンクールの精神を引き継いだサウンドが響きわたることでしょう。

1730年代、当時のヨーロッパに紹介されたばかりのコーヒーを飲ませていたお店が、ドイツのライプツィッヒにある「ツインマーマンのカフェ」です。

1729年春、バッハはかつてテレマンが創設した合奏団コレギウム・ムジクムを受け継ぎ、この団員とともに週に1度市内のコーヒー店ツィンマーマン・カフェハウス(ZimmermannscheKaffeehaus)にて演奏し、1741年までその指導にあたった。また街の文学界とも親交を結び、1727年にはバッハ自身も高く評価していた文学者ヨハン・クリストフ・ゴットシェートの歌詞で、

葬送曲『侯妃よ、なお一条の光を』BWV198を作曲している。数多くの教会カンタータ、『ヨハネ受難曲』『マタイ受難曲』『クリスマス・オラトリオ』『ミサ曲ロ短調』『フーガの技法』など、バッハの重要な作品の多くはライプツィヒで生まれた。

筆者も今後のバッハはライプツィヒのおける時代の曲も大いに聴き楽しもうと思う、今日「音楽の父」とまで呼ばれる再評価は、彼の音楽を再興し広く世に知らしめたロマン派作曲家、フェリックス・メンデルスゾーン・バルトルディの業績なしには語れない。

此の絵が1740年頃のライプツィヒ市街だそうです

17世紀初頭にヨーロッパにもたらされたコーヒー豆は徐々に人々の嗜好品となっていき、バッハの生きた18世紀初頭には、生活に欠かせない飲み物となっていました。

そんななかでドイツにおけるコーヒー取引の中心地でもあったライプツィヒで、市民や商人から学生までさまざまな人々が集まり賑わいを見せていたのが、コーヒーハウス「カフェ・ツィマーマン」です。

ヨハン・ゲオルグ・シュライバーによる版画からのトリミング (1720年)日本では江戸時代であり徳川吉宗が八代将軍、享保時代で平穏の江戸時代の最盛期の次期である、欧州文化とは随分違う今の時代世界共通な音楽を通じ演奏を楽しめる時代喜びを感じます。

やがてそこから、数多くの新進気鋭の演奏家が世界へと羽ばたいていくことになります。

当時のカフェは、音楽に限らず、様々なジャンルの芸術家たちがカフェのテーブルで談義をし、彼らの交流をきっかけに、新しい文化が生まれていきました。

その素晴らしい光景は、ヨーロッパでは現在も生きづいているようです、ブラボー!



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2 コメント

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Unknown (M)
2018-09-18 11:03:24
お元気ですか? 球ころがしの塩梅はいかがですか?
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ご無沙汰です (金ちゃん)
2018-09-19 09:34:23
プリ管の国産品は多く到着しましたが。
現在1割り程度しか使用できなく、5極管他違う管がが多く混ざっています、その中で日立、TOSHIBA、NEC、松下は使える管があります、一応半分は確保してダンボールに入れてありますが、あまり程度は良くないので、送るのを躊躇しています。でも国産品は現在のロシア管、中華管とくらべ全体的に優れていることが言えます。21日より長期通院が始まりますので当分お会いできませんが、如何しましょうか?勿論国産の管はGEより優れているように思います。
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