伝統ある英国のTANNOY IIILZで聴く、音楽の父J.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

たった20cm程度のスピーカージャンパーケーブルで音が激変するのか?ジャンパーケーブルの製作と取り付け方

2024年12月11日 | バロック音楽・オーディオ一般

最近筆者の家に来たFYNE AudioF500である、このユニットで聴くことが多くなっているが、耳障りりな音が出ない音が実に良いのだが、最近少々刺激な音も必要ではないか?と自問する限りである。
この会社FYNE Audioは、名門スピーカーブランドのタンノイに在籍していたエンジニアリング・ディレクター、Dr.ポール・ミルズ氏を含む中核メンバー5人が2017年に立ち上げたブランド。つまり新進気鋭ながら、技術もバッチリあわせ持つ注目の存在なのである。



最新の上記タンノイユニットと比べ非常に似た作りにも感じる。音もよく似た音はタンノイの伝統を感じる。


違う事はユニットを合わせるゴムの形状が違いがある、この形状もないか訳はありそうである。
またFYNE AudioF500の前の所有者はスピーカーケーブルの接続はジャンパーケーブルでは接続した事は聞かない、K氏曰くスピーカーケーブルは自分に合うユニットと出会うまでユニットの対面を行い決まり次第ケーブル等は考えたいと話していた。確かにケーブルも大切ではあるが現在は自分に合うユニットを探したいとおっしゃておられた。

色々FYNE AudioF500の取扱を調べると程よいジャンパーケーブルでの結線は良い結果が得られるとの書き込みが多い。しかし既製品も多く掲載されるが想像以上に高額である、自作すると弾が大変で正に手間賃大の様に思えた。

そこで現在愛用するスピーカーケーブルと同等品、QED(キューイーディー)Profile79Strand (白)入手から始める。

今更ながら、現在主有するバックシェルフ型のスピーカーのLS3/5aは随分古い期初の故スピーカー端子にはバイワイヤリング接続は付属していないが、後の3機種は全てバイワイヤリング接続になっているが、今まで付属のプレート式のジャンパーを利用しての接続を行い視聴していたが、ジャンパーケーブルの接続により随分音質が良くなるとの情報があり、一度試してみようと思いオリジナルジャンパーケーブル自作を思い立つ。



構造的には下図のように1つのスピーカーに対して2組のケーブルを接続することを「バイワイヤリング(bi-wiring)」と呼び、音質を高めるテクニックの1つとして知られています。しかし1組でも音が出るのに、あえて2組を用意するのは面倒に感じたり、そもそも音質改善効果に疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか? そこで今回は、バイワイヤリングによって音質が向上する理由を語っていた。本題のバイワイヤリング接続のメリットは、電気的には諸説あるものの、主にウーファーが振幅することによって発電機のように発生する電気(逆起電力)が、一度アンプに戻って受け止められることで、より繊細な電気信号を扱うツイーターに回り込みにくいというものです。
実際の聴感上のバイワイヤリング効果ですが、空間が広く開放的になったり、ボーカルが明瞭で聴きやすくなるなどさまざま。とはいえ、やはりトゥイーターからの再生音がよりピュアでナチュラルになるのは体感できるところといえそうです。



先ずは現在使用のスピーカーケーブルを用意する、QED(キューイーディー) Profile79Strand2m程購入其れと最新のスピーカーの接続はジャンパーケーブル使用が多く対応している様であり、最近のアンプはもちろんアンプも此のジャンパーケーブル接続が多い様です。接続はYラグ端子はオーディオ専用店で購入すると、意外と高額で筆者が選んだ一般的なスズメッキのYラグ端子。Y型プラグ 純銅オーディオ Yプラグにロジウムメッキされた物を選んだ。接続については今まで使用した製品ではロジウムメッキされた商品が塩梅がよく以前からロジウムメッキものを使い様にしています。Monosaudio Yプラグ端子 スピーカー 8枚 スクリューロック Y型プラグ 純銅オーディオ Yプラグ バナナプラグ 6-14Awgスピーカーワイヤー コネクターに最適 導電性 無半田接続 熱収縮チューブ8枚付き オーディオ、スピーカー、サブウーファー、ホームシアター用(ロジウムメッキ)の物を用意した。勿論接続面はピカールで何度も磨きタキロンコートロンで静電気防止を塗布し仕上がりに接点復活剤塗布する。この商品もブラックフライディー商材で25%値引きして頂いた。


「F500」は純正でプレート式のジャンパーが付いてきますが、これを変えてみたいと思います。



交換前にピカールで良く磨き何度も拭き黒い汚れを落とし接点回復剤を塗布し用意を進めた。
プレート式ジャンパーは見た目もすっきりするし安定するのですが、良いジャンパーケーブルに交換することで音色の調整もできますし、よりスピーカーの実力を引き出してあげることができます。

取り付けてみました。
ちょっと長いのですが、ケーブルが細いのでなんとか収まっています。結論からも仕上げますと、この様な小さな改良から音質は向上した事は事実である、プレートジャンパーをお使いの諸兄は一度お試しを・・・


ジャパーケーブルは2本を1本にしハンダ付けし取り付けました、音を聴きながら接続は上記写真が一番音質が安定したので暫くこの繋ぎで試みます。

音は中低域にハリが出て、より聴きごたえが増した感じられるようになりました。音色も、こちらの方が自然な印象です。
ヴォーカルやピアノに力強さそして奥行きを感じます、筆者の好きなチェンバロは一層輝きを増したよいうに感じました。すくなくとも純正のプレート式のものよりも、さらに音楽性を増した楽しい音色であると言えるでしょう。



特にJ.S.バッハが好きな楽器演奏を・・
バッハは数曲のリュート曲を残しました。というか、後世の研究者がBWV番号を付けるときに「これはリュート曲だ」と判断したものが数曲あります、と言った方が正しいでしょう。というのは、それら「リュート曲」とされる作品の全てが、バッハの自筆譜では鍵盤楽器用の大譜表(右手用と左手用の2つの五線を組にしたもの)で書かれているし、それを筆写した弟子たちの多くは、そもそもリュート曲とは思わずに鍵盤曲と思っていたようなのです。
そんなわけで、バッハ自身はリュートを演奏できなかったようです。それでもバッハはリュートが好きだったので、自分用に特別に「リュートの弦を張ったチェンバロ」を作らせて、その楽器でリュート曲を弾いていたのだそうです。つまり、バッハが残したリュート曲は、そのままチェンバロで弾けるというわけです。だから弾きました。通称「前奏曲、フーガとアレグロ 変ホ長調 BWV998」(原題は「リュートまたはチェンバロのための前奏曲」)です。



J.S.バッハ: リュート作品全集
 ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750): リュートのための作品全集
 リュート演奏:エヴァンジェリーナ・マスカルディ(Evangelina Mascardi)
https://www.youtube.com/watch?v=PmWlMpoLYMk&list=OLAK5uy_kVbufiV3R9H5e9upVigzdv_jxT8-tACyg

【DISC 1】
  1-6. リュート組曲 ト短調 BWV 995
  7-9. 前奏曲、フーガとアレグロ 変ホ長調 BWV 998
  10. 前奏曲 ハ短調 BWV 999
  11-16. リュート組曲 嬰へ短調(原調: ホ短調) BWV 996
【DISC 2】
  1-6. リュート組曲(パルティータ) ヘ長調(原調: ホ長調) BWV 1006a
  7-11. リュート組曲(パルティータ)ハ短調 BWV 997
  12. フーガ ト短調 BWV 1000
演奏:
 エヴァンジェリーナ・マスカルディ(リュート)
使用楽器:
 13コース・バロック・リュート、ニュージャージーのセザール・マテウス
 1999年、2010年製作
 14コース・バロック・リュート、ニュージャージーのセザール・マテウス
 2020年製作
録音:
 2020年2月29日-2021年5月29日
 アカデミア・モンティス・レガリス、モンドヴィ、クーネオ、イタリア
  DISC1、DISC2 7-12
 2021年9月15日 オルテ司教館、ヴィテルボ、イタリア
  DISC2 1-6

とりあえず全体に上手く鳴る様ではあるが細かなところは試してはないが確かにジャンパーケーブルは手軽に音質アップが期待できそうである。
「楽器の女王」とまで称された優しい音をブエノスアイレスに生まれのエヴァンジェリーナ・マスカルディが奏でるリュート組曲が自然に鳴った、ブラボー!

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