ゴッホ展。
TBSがやっているからか、CMもやっていましたね、ゴッホ展。
その割にはちょっとプロモーションが地味な気もしたゴッホ展がやってきました。
10/1の初日はカウンセリングで渋谷。午前中に終わります。
これはゴッホ展に行けってことよね。
幸い、元気もあったので、GO!
国立新美術館は、かっこいいなー、いつ見ても。
若干、無駄な空間があるかんじはするけど。
公共性のある、インパクトのある建物です。
そして、意外と空いている!
今回のゴッホ展は、こうして私はゴッホになった という副題の通り、
ゴッホの一生を追った展示になっています。
今回、改めてゴッホの怖いまでの情熱を感じることが出来ました。
ゴッホが絵を描いていたのは、たったの10年間。
そのあいだに、総数約2000点ものデッサンや油絵を残しています。
最初、バルビゾン派のように、労働する農民たちを描きたいと絵をはじめ、
筆致は変わっていわゆるゴッホの絵が完成して行きますが、
その気持ちは揺らぐことなく、貫いています。
たった10年。2000点。油絵で800点。
単純に、単純に計算しても油絵は1年80点。
1ヶ月6.6点。1週間に1点以上仕上げている計算になります。
それにデッサン、スケッチ、素描が加わります。
ゴッホの怖いまでの情熱を感じます。
そして、この2000点を描いた10年間の間、
売れた絵は、たったの1点。
生活は弟のテオが面倒を見ていましたが、
テオの奥さんのヨーの出現により、経済的な不安が覆い被さっていきました。
加えて、ガッシュ博士など近隣の人ともうまくいかず、
不安・孤独が彼を苦しめます。
ゴッホ。
いつも思っていたのですが、ゴッホは手紙などからは正常な言動をしています。
ゴッホはいろいろな絵を研究し、取り入れていく。
時に、奇行などヒステリー症状が出たのではないかと思ったのです。
たぶん、ウツ、ソウウツではあんなに絵を描くことは出来ないと思うし、
気質的なものにしては真っ当です。
孤独、不安。
売れない絵。
描き続ける魂。
ちょっと胸が張り裂けそうでした。
テオという何より信頼し、援助もしてくれている弟が遠のいていく不安。
売れない絵。
売れる絵を描く気は毛頭ない自分。
くるしかったでしょう。
極限の人生、だと思います。
今回そんな思いで、ゴッホの絵を見ました。
その絵はなぜか優しい色なのです。
いままでゴッホを情念の絵と思って見ていましたが、
人を信頼し、愛したいと思う情念が作る絵なのかなと思いました。
TBSがやっているからか、CMもやっていましたね、ゴッホ展。
その割にはちょっとプロモーションが地味な気もしたゴッホ展がやってきました。
10/1の初日はカウンセリングで渋谷。午前中に終わります。
これはゴッホ展に行けってことよね。
幸い、元気もあったので、GO!
国立新美術館は、かっこいいなー、いつ見ても。
若干、無駄な空間があるかんじはするけど。
公共性のある、インパクトのある建物です。
そして、意外と空いている!
今回のゴッホ展は、こうして私はゴッホになった という副題の通り、
ゴッホの一生を追った展示になっています。
今回、改めてゴッホの怖いまでの情熱を感じることが出来ました。
ゴッホが絵を描いていたのは、たったの10年間。
そのあいだに、総数約2000点ものデッサンや油絵を残しています。
最初、バルビゾン派のように、労働する農民たちを描きたいと絵をはじめ、
筆致は変わっていわゆるゴッホの絵が完成して行きますが、
その気持ちは揺らぐことなく、貫いています。
たった10年。2000点。油絵で800点。
単純に、単純に計算しても油絵は1年80点。
1ヶ月6.6点。1週間に1点以上仕上げている計算になります。
それにデッサン、スケッチ、素描が加わります。
ゴッホの怖いまでの情熱を感じます。
そして、この2000点を描いた10年間の間、
売れた絵は、たったの1点。
生活は弟のテオが面倒を見ていましたが、
テオの奥さんのヨーの出現により、経済的な不安が覆い被さっていきました。
加えて、ガッシュ博士など近隣の人ともうまくいかず、
不安・孤独が彼を苦しめます。
ゴッホ。
いつも思っていたのですが、ゴッホは手紙などからは正常な言動をしています。
ゴッホはいろいろな絵を研究し、取り入れていく。
時に、奇行などヒステリー症状が出たのではないかと思ったのです。
たぶん、ウツ、ソウウツではあんなに絵を描くことは出来ないと思うし、
気質的なものにしては真っ当です。
孤独、不安。
売れない絵。
描き続ける魂。
ちょっと胸が張り裂けそうでした。
テオという何より信頼し、援助もしてくれている弟が遠のいていく不安。
売れない絵。
売れる絵を描く気は毛頭ない自分。
くるしかったでしょう。
極限の人生、だと思います。
今回そんな思いで、ゴッホの絵を見ました。
その絵はなぜか優しい色なのです。
いままでゴッホを情念の絵と思って見ていましたが、
人を信頼し、愛したいと思う情念が作る絵なのかなと思いました。
いずれもすっごく混雑していてゆっくり味わう気分ではなかったですが、それなりに感じるものがありました。
「ゴッホ 星への旅」とか「ゴッホ この世の旅人」などの本を読むと、絵への情熱は熱いけれども、人とのコミュニケーションが上手でなかったのでは、と思いました。(←私と似てる)
けれども手紙や文章ではきちんと自分の想いを伝えることが上手な人だったのかな。
頭痛持ちなのに強いお酒を飲むから余計に悪化。
強烈な思い込みで誤解も生じ、自分を追い詰めてしまったり、気の毒で仕方ありません(涙)
テオの息子さんのお陰もあって世に知れるようになったけれど、今こんなにもてはやされ、何億という値で自分の絵が評価されていることを、ゴッホさんはどう思っているかしら。
空いているんですね、平日は。
行ってこようかなあ。
結構平日はいいかんじの混み具合のようですね。
土日は人が多いみたい。
サイトに混雑状況が出ていますよ。
すごくわかりやすく、見やすい展示でした。
関連の絵や影響を受けた絵なども一緒にあって。
いつもゴッホは何億円の何々が来る、といったニュースばかりで
ほんとにこんなの見たら、ゴッホさんが
ちがうんだー!!って怒りそうです。
今回一生をずーっと見れる企画だったので、
なんとも彼の一生を通じて共通する、
純粋なきれいで優しい色を感じてしまいました。
ゴッホさんの想う優しさと伝える難しさ。
でも描く情熱。アンバランスで生き辛かったでしょう。
でも、自殺したとありますが、暴発と言う説も
あるみたいですね。
是非、行ってみてください。
いい企画展だと思いましたよ。
パズル好きな少女でした^^
絵画のよさ、アート…何も分からない子供時代
母にしょっちゅう美術館へ連れて行かれてました。
幼稚園の頃から絵画教室に通い、低学年から油絵も始めたの
そんな私も、すっかりアートから縁遠い生活を送ってます
トラネコさんのブログで拝見して、
勉強になるなぁ~とおもうぐらい^^;
だめだねぇ~心にもお金にも余裕を持ちたーい!!(笑)