熊澤良尊の将棋駒三昧

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竹の器

2008-10-23 10:30:37 | 文章
竹に生漆を3回塗っています。
中にある植物は関係ありません。
竹は、夏に三重県の山間部に旅行した帰りに、この中に入った観賞用の「芽と葉が出たくわい芋」を買って帰って、3ヶ月が過ぎて中味を地植えにして残った青竹の器です。
大きく、中々立派なので、仕事の息抜きに漆を塗ることにしました。

竹は、外皮を小刀で削いで取り、内側の繊維に塗らないと漆が剥げてしまいますので、そうしています。生漆でも塗り重ねるとこのくらい黒くなります。
この後、一旦ペーパーで研磨して素地を出して下地調整します。黒色は薄まって赤褐色混じりになる見込みです。
その後、透き漆で何回か拭き上げて、素材の色が少し残るようにしたいと思っています。

これで竹の器は一応出来上がるのですが、さらに加飾するかしないか、加飾するならどうするか、本物の駒でも散らそうかなどと考えながらもう少し進めることにします。
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