弁護士法人四谷麹町法律事務所のブログ

弁護士法人四谷麹町法律事務所のブログです。

適法だが不適切な言動がなされた場合の対処法について教えて下さい。

2014-08-24 | 日記

適法だが不適切な言動がなされた場合の対処法について教えて下さい。

 適法な言動だったとしても,適切な言動とは限らず,紛争が表面化するような事案における言動は,むしろ,改善の余地が大きいことが多いところです。
 企業を運営していく上でより優れた指導方法等はないかを追求する必要があります。

 適法だが不適切な言動がなされたことが判明した場合には,当該行為者に対しては,注意指導,研修等で対処するのが通常ですが,あまりにも管理職 としての適格性が欠如していたり,周囲の部下等との相性が悪かったりする場合には,降格や配置転換等を検討せざるを得ないこともあります。
 違法ではないが不適切な言動の改善を経営者が試みた場合,従来どおりのやり方を続けたい現場社員が抵抗し,経営者(人事労務担当者)と対立することもありますが,不適切な言動の改善が現場社員の多くから支持を受けているのであれば,研修を実施したり,抵抗している社員に対して注意指導を行っていけば足ります。


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 違法なパワハラがなされたこ... | トップ | ①安全配慮義務違反や不法行為... »
最新の画像もっと見る

日記」カテゴリの最新記事