小学校の読み聞かせボランティアをしています。
今年度の読み聞かせが6月から始まり、今日が自分の担当の初日でした。
何を読んだかというと
二見正直作 「もっとおおきなたいほうを」
先祖から受け継いだ大砲を一度打ってみたい王様。
そこへ王様が大好きな魚を勝手に捕っているキツネがいるという知らせが。
念願かなってキツネに向かって大砲を打った王さまでしたが、キツネはもっとおおきな大砲をもってきたのでした・・・
意味のない張り合いがどんなに馬鹿げているか、コミカルな絵で難しいことを言わず語ってくれる物語です。
結局、無用の大砲はお風呂にされ、裏表紙で王様も家来もキツネも一緒にお風呂に入っています。
お話は単純なのですが、あえて6年生に持っていきました。
高学年になると、素直に反応したり、笑ったりがはずかしくなってくるので、静かに聞いていましたが、
意地の張り合いのこっけいさをちゃんと感じてくれているなあと思いました。
この6年生が1年生のときにボランティアを始めたのでこの学年への思い入れもひとしお。
随分と大人になったなぁと感慨にふけるうーたんでした。
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