UN大浦のブログ

徒然なるままの手記。
大半が、山と猫様、そして妄想の徒然草。

お彼岸お花畑

2019-08-12 20:52:08 | 日記
魔法使いの世界に迷い込んだような、
非現実、幻想世界を感じられる場所。

長野県の白馬岳(しらうまだけ。ふもとの村等は”はくば”と称しますが、山は”しらうま”)
夏には欠かす事の出来ない避暑地の一つです。

 (初日)走行時間9時間 
   ・猿倉(標高1,230m)〜大雪渓〜白馬岳頂上宿舎付近テント場[テント設営・荷物デポ]
   ・杓子岳(2,812m)〜白馬鑓ケ岳(2,903m)〜杓子岳(2,812m)〜白馬岳(2,932m)[ピストン戻り]
    
 (二日目)走行時間7時間
   ・白馬岳頂上宿舎付近テント場〜白馬岳(2,932m)[ご来光]
   ・白馬岳(2,932m)〜白馬岳頂上宿舎付近テント場[テント撤収]
   ・白馬岳頂上宿舎付近テント場〜杓子岳(2,812m)〜白馬鑓ケ岳(2,903m)
   ・白馬鑓ケ岳(2,903m)〜白馬鑓温泉〜猿倉


猿倉ルートからの大雪渓では、
翠・蒼・白のコントラストがまず出迎えをしてくれ、
続く、「お花畑」エリアでは
視界を覆い尽くさんばかりの花々が、
ハクサンフウロ、ハクサンイチゲ、シナノキンバイ、ミヤマキンバイ、トリカブト、クルマユリ、ニッコウキスゲ、ミヤマキンポウゲ、シロウマアサツキ、オオハナウド、ハクサンチドリ、ヨツバイオガマたちが、
歩いても歩いても、
歩いても歩いても、
周りを固めてくれます。

白馬三山の稜線を、
雲の流れを見下ろしながら、歩いていると、
群生する女王”コマクサ”が、
そして運良くライチョウが微笑みかけてもくれました。

お猿さん、ブロッケンにも遭遇し、大盛りな山行内容に。満足(*´ω`*)

「お花畑が見える」というと、「あっ、あかんやつ(末期)や」となりますが、
今回は健康的な、「お花畑」です。



大雪渓。映える翠・蒼・白。雪は少なめ。


男性的な杓子岳のフォルム。御花畑からの眺め。


日本猿の軍団に遭遇。子猿の顔が、ほぼ人。


杓子岳と白馬鑓ケ岳に向かう。遠いなぁ。


少しガスがかってきました。涼しいからその点はいいですが・・・


見目麗しきナデシコ。


まだまだ遠いが、楽しい稜線歩き。


白馬鑓ケ岳から眺める白馬岳。あこまで戻るのか・・・


白馬岳。とんがっていてかっこいいフォルム。


白馬鑓ケ岳から唐松岳方面。下山路と途中まで同じ。


女王。


ブロッケン現象。


雲海。


夕焼けに染まる、白馬岳と、我が寝床。


可愛いライチョウさま。