花粉の季節

月見えぬ寂しさや秋の夜

11月3日（土）

　日が暮れるのがはやくなってきた。買い物をしながらうろうろしていたらあっという間に5時を過ぎてしまって、店の外に出ると暗くなっていた。焦る季節だ。
　これからずんずん日没が早まっていくのだろう。秋、冬、心寂しくなっていく。とくに夕方から出掛けるときは、かなり低空飛行の気分になる。低空飛行をはね飛ばすくらいのたのしいことがまっていないと、気分にはずみがつかないのだよ、たのしいことをつくりましょう。
　
　ライブは12月～2月末付近まで休むことにした。花粉症です。一年中調子はわるのですが、この時期がいちばんダメなのだ。冬眠の時期です。
　長時間の外出は花粉まみれになるからよくないのだろうね。なんとか花粉から遠ざかりたいものだ。ちょっと前から対策を講じてはいる、でもなぁ、成果が上がる保証はないし、なにをやっても同じかもしれないし、困ったものだ。



　「花粉症は完全に治ったよ」という人っているのかな？　周りにはいないはず。そんなことを聞いたことがないもの。雑誌とか、広告では見かけるけれど、あやしいよな。本当に治るのであれば情報の出方も違うんじゃないかと思う。信じられません。
　お茶も試した、ヨーグルトも食べている、そのほかに薬も飲んだ、どれも成功はしなかった。ダメなままいまに至っている。特効薬が発見される日をひたすらまっているだけである。

　酒はダメなんだろうな。うーん、それだけは確実のような気がする。そう言いつつ、今夜も酒の準備は進んでいるのであった。あきまへんなぁ。


「うちめし」


家なのにお弁当とは、これいかに？
好きなのです、お弁当が。







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