銃口
原作・三浦 綾子 劇団前進座公演
青年教師北森竜太は、身に覚えのない治安維持法違反で突然検挙される。強制的に教壇を追われ召集、軍隊で地獄のような生活、やがて終戦。故郷に戻ったものの心に深い傷を受け、教師に戻ることをためらう。人間としての良心、教育の大切さ、教師の役割とは、、、、、と悩み抜き、やがて周囲の人々の励ましを受け、再び教壇に立つ。 あの頃は、このような話は、数限りなくあった事とはおもいます。
私の伯父は、復員して来たものの、ショックが抜けなく酒びたりの毎日でどれだけ周りの人が、大変な思いをしたか、日頃、忘れていた事を、そして様々の事を思い出しました。
つくづく平和を守りたいと思いました。
以前、義母が軍国主義を説き鬼畜米英など、授業をしていた先生が、戦後弟達には、
民主主義を教えている。信念は無いのか、
自己嫌悪を覚えないのか、と弟達と話した事があった。というような事を言っていたのを思い出しました。先生は悪くないし、何も感じないわけ無いだろうし、義母の言葉をとてもきつく感じた記憶があります。
人それぞれ、立場などで感じ方、意見、違いがありますよね。
難しいですね。