2月、実家の町にある古墳を何度か訪れました。
いつ行っても誰もいない静かな古墳です。
全長約210メートルの前方後円墳 田畑の中にあります。
周囲には濠がめぐらされています。
静かでのんびりした風景
立札によると
この古墳には紀小弓(きのこゆみ)が葬られていると伝えられています。
正確なことがわからないと、かえって古代へのロマンが湧きます。
日本書紀にここの地名が出ているなんて、人生の後半も後半(汗)に、初めて知りました。
古墳は5世紀からずっと存在していたのに・・
古墳の入り口です。
濠の狭くなっている部分があり、小さな橋を渡って
古墳の森(正確には墳丘と呼ばれるそうです)に入ります。
中はロープで仕切られた細い道があり、内部をほぼ一周できます。
樹々の隙間から光が差し込みますが、少し薄暗く感じます。
足元にはシダ類が茂ってます。
古墳の頂上です。
もうひとつ、私流のロマンがありました。
最初の日、橋を渡って古墳の森に足を踏み入れた途端、近くの枝に小鳥がとまりました
薄暗い場所、しかもデジカメ、諦め気味でとりあえずカメラをのぞくと
レンズの中にルリビタキ。すぐに飛び去ってしまいこの1枚だけ
古墳の森のルリビタキ まるで「いるよ~」と(^^)
それから暫く、実家に来る度にこの古墳に立ち寄ることになりました。
でもあれ以来、姿は見せてくれるもなかなか撮らせてくれません。
古墳の森の蝶クロコノマチョウ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます