鎌倉の夏の風物詩と言われる鎌倉八幡宮の「ぼんぼり祭」が行われ、鎌倉八幡宮境内を散策してきました。
この日は、立秋の日を迎え季節の変わり目の「立秋祭」として、猛暑が続く厳しい夏の無事を感謝し、実りの秋を迎えるお祭りとして、歴史ある伝統行事となっています。
本堂前の階段横には、シンボルの大銀杏が倒木して14年となり、親のイチョウ(左)と子イチョウ(右)が、大きく育ちパワー溢れる姿を見せています。
大銀杏前には、前日行われた健康祈願の茅の輪くぐりが設置されていましたが、閉鎖されていました。
八幡宮の本宮の楼門には、鳩の扁額や提灯、蟇股には十二支の動物を描いた装飾が飾られ、伝統のお祭りを祝っていました。
境内の参道などには、今年も鎌倉ゆかりの書家や画家など有名人が、揮毫された大小のぼんぼり約400点が奉納されていました。
ぼんぼりには、豊かな人生を願う文字や動物たちを描いた作品が多く飾られて、人気の作品を撮り合っていました。
陽が沈み始める日没と共に、ぼんぼりに巫女さんにより点灯されて、ぼんぼりも温かく輝き始め彩り始めていました
舞殿では、神域で育まれた鈴虫が奉納された後、日本舞踊が行われ、日本伝統の踊りの歌に乗って踊る華やかな姿に魅せられていました。
7時過ぎには、舞殿や楼門もライトアップされて、夕焼け雲も輝き、独特の雰囲気が創り出されていました。
参道の多くのぼんぼりには、鳥や漫画風の画、湘南の風景、歌舞伎など世相を描いた書画が奉納されていました。
夜が更けるつれて、参道のぼんぼりの灯りが暗闇に浮かび幻想的な八幡宮境内の夜を描き出していました。
若宮大路の段葛ロードの商店街にも生物や風鈴などを描いたぼんぼりが飾られて鎌倉の夜の涼しげな雰囲気が描き出されていました。
この日も湘南地域は、猛暑に近い熱い一日でしたが、秋も近しと願いながらぼんぼり祭りの雰囲気を楽しんでいました。
八幡宮のぼんぼり祭は、今年86回を迎えた伝統の祭で、鎌倉の著名な方々の秀作が、彩って賑わっていました。今年も本日で終わりですが、来年にお楽しみ下さいね
楽しいですね!幻想的な雰囲気の
八幡宮一度見てみたいです。