桜シーズンも終わり、藤沢市の市の花「藤」の花見頃を迎えて、藤の花が咲くフジロードの「境川・フジ水辺ロード」を巡ってきました。
「境川・フジ水辺ロード」の名所の一つとなっている源義経を祀る白旗神社から遊行寺、藤沢市役所、旧近藤邸、新林公園を巡ります。
義経公を祀る白旗神社の境内は、新緑の樹木に覆われていますが、社務所前の藤棚には早咲きの紫色の弁慶藤が約50cm程の房を幾重にも垂れて満開となっています。
義経藤は、源ゆかりの白い藤ですが、遅咲きのようで白い花房が伸び始めたばかりでした。
白旗神社から遊行寺へ向かいます。黒門をくぐった「いろは坂」は、桜の名所ですが緑の葉桜トンネルとなっています。
黒門の前の約3mの青銅製灯篭には、桐の御紋や擬宝珠の飾りなどが見られ、江戸時代に建造された灯篭で市指定重要文化財に指定されています。
いろは坂を上ると、遊行寺のシンボルである大イチョウは、緑豊かな大枝を伸ばして樹齢700年の貫禄ある姿を披露しています。
境内の遊行茶屋の隣には、珍しい八重の黒龍藤や紫藤が見頃となって独特の姿を見せています
中でも高く作られた藤棚に枝を伸ばす藤の姿は圧巻で、大幹は幾重にも絡み合う姿で樹齢もかなり古い古木のようです。
藤沢市役所の裏には、フジの花がまだ若い木ですが、市の花として美しい姿を誇っています。
藤沢市民会館前の旧近藤邸は大正時代の代表的な建築で裏庭のパーゴラには、貴重な黒龍藤が咲き誇っています。
フジ水辺ロードのゴール地点の新林公園では、古民家や長屋門の周りに長い藤棚が設置されて満開となった藤の花が青空を背景に美しさが映えています。
長屋門の裏側の古民家の前には、新しく藤棚が設けられてこちらも市の花として誇らしい姿が見られます。
公園内の散策路の展望台に向かうと、前日の春の嵐を過ぎた後の春の富士山の雄大な姿が望めて湘南の春本番を実感していました。
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