東京の代表的な黄葉スポットである東京大学本郷キャンパスのイチョウの黄葉盛りとなり、構内をぶら散歩してきました。
キャンパスのシンボルである赤門は閉じられていますが、元加賀藩上屋敷の表御門であった豪華な構造で、創建200年近い歴史的建造物の姿が保存されています。
本郷キャンパスの正門から安田講堂へ向かうイチョウ並木通りは、黄金色のイチョウの木のトンネルとなっていて、イチョウの葉の絨毯が敷かれた絶景が見られます。
安田講堂も竣工100年近いゴシックを基調とする垂直性を強調した高さ約40mの荘厳な外観が見られます。
工学部1号館前の広場では、樹齢200年の大銀杏が聳えるひと際目立つ姿がで光り輝いています。
イチョウの木の横には、今年はツリーハウスが創られていました。
法文1号館と2号館を通じるアーケード通りには、左右対称のデザインと彫刻が飾られた独特の景観がみられます。
総合図書館も内田ゴシックの代表する建築で、広場には噴水も設置されて関東大震災復興のシンボルとなっている荘厳な姿が見られます。
御殿場記念館横の通りの鮮やかなイチョウ並木の光景
三四郎池(心字池)周りの散策路では、イチョウやモミジの黄葉が水面に映り込み、せせらぎや滝水が流れる光景が保存されてお休み処となっています。
アーケードの際立って光輝く姿の「文学部3号館」
御殿下グランド近くの内田ゴシック建築とは異なる寺院のような姿の育徳堂と七徳堂は、純日本式の御殿造りの洋式建築の武道場となっています。
上屋敷跡には、東大の名誉教授だった「スクリバ&ベルツ」両教授の銅像が保存されています。
御殿下グランドの向かい側の附属病院の建物の壁には、多くの彫刻のレリーフが飾られて威風な雰囲気を醸し出しています。
医学部2号館(本館)も内田デザインの代表的な建築で、白いアーチの玄関と本館の煉瓦壁がマッチした素晴らしい景観が見られます。
晩秋のイチョウの黄葉風景やレトロ建築が並ぶ本郷キャンパスの景観に感動したぶら散歩でした。
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