MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

ぶらり散策~山中城跡公園

2015年12月25日 | 旅行記
三島大吊橋スカイウオークを後にして、日本百名城の「山中城跡公園」へぶらりと散策してきました。

「山中城」は、小田原城を守る城として後北条氏により築城された城で、中世の山城として貴重な歴史遺構となっており、非常に興味深いものがありました。
案内によると、秀吉軍の小田原攻めに備えるため増築して未完成のまま秀吉の大軍の総攻撃で落城したそうで、壮大な歴史ロマンの貴重な国指定史跡になっています。

大吊橋から約2kmの1号線の坂道をジョグして向かいましたが、余りに長い坂・急坂が続いており、途中から「箱根旧街道」へ入りペースダウンでした。

箱根旧街道は、三島宿から箱根山を越えて江戸に向かう箱根八里の一部で今も鬱蒼とした杉林と石畳の道となって残されていました。



三島大吊橋から約20分で城跡公園に到着しましたが、石畳の道はやはり走れませんね



1号線を挟んで西側の「岱崎出丸と畝堀探訪コース」と東側の「障子堀・山城コース」が分かれており、広大な城跡が残されていました。

先に箱根旧街道から「岱崎出丸」へと回りました。整備された遊歩道の先端には、「すり鉢曲輪」があり、すり鉢に似た大きな曲輪があり、山中城を防御する役割を担っていたのでしょう。

出丸の横には「一の堀」と呼ぶ畝堀が堀られており、当時の防御の重要な役割を期待されたようです。

堀の周囲に土塁があり、敵の襲来を見張っていたのでしょうか?現在は絶景を臨む展望台となっていますが、大吊橋で見えた富士山は既に雲の中でした。

1号線に戻り、「障子堀・山城コース」へ入りました。

三ノ丸掘、田尻の池を経て西ノ丸へと向かうと、西ノ丸の周りには壮大な障子掘が彫られていますが、用水池を兼ねた掘りで非常に貴重なものだそうで、一番印象に残りました。
障子のさんに似ているから障子掘と呼ばれているのですね。



西櫓の上に立つ「山中城址」の石碑です。

西櫓展望台からの眺望は、一番の富士見ポイントですが、既に富士山は雲のカーテンが引かれていましたね

杉林の坂道が続き北ノ丸跡地、本丸北橋を越えて天守台跡に着きましたが、約40m2の狭いスペースでした。

本丸跡、兵糧庫、弾薬庫などの跡も保存されていましたね。
最後に駒形諏訪神社に参拝して城跡を出ましたが、境内の一角には樹齢600年というオオカシの木が聳えていました。


1号線に出ると宗閑寺の境内には、ひっそりと豊臣方と北条方の武将の墓が立っていましたが、この山中城で壮大な戦いが行われたのですね

初めての訪問でしたが、貴重な中世の山城の歴史を学ぶ機会となりました。
夏の緑豊かなシーズンの畝堀が特に美しいようで再来したい気持ちを抱き三島宿へと戻りました・・・・・

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
山中城跡 (kagurakko)
2015-12-25 14:19:29
こんにちは、cormanさん。
お城跡地、山城とはいえ随分りっぱなものですね~。
お城跡地の様子、良く分かります。
この春4月、天空の城「竹田城跡」へ行きましたが広大なものでした。
麓からの登りで随分と上がっていきましたからもう高いところは御免だと・・・(辛い)
広島城みたいに平城が良いですね!(笑)

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間違えました (kagurakko)
2015-12-25 14:30:56
kormanさん。
間違えました、失礼しました。
返信する
山中城跡 (korman)
2015-12-25 14:56:23
kagurakkoさま
広島城も素敵ですね。20年ほど前でしょうか、訪れました。
山中城跡は、箱根山の西麓に位置し、約860mの高さですが、
故に、防御の役割もあったようで、今はその遺跡は富士山を臨め絶景ポイントですね。
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