先日、知人より二宮の吾妻山公園の菜の花が見ごろになっており、富士山や相模湾を望む光景は、今が最高と聞いて、ポタリングしようか?それともジョギングかと迷いながら、Jog & Walkに決めて決行した。
とにかく富士山が綺麗に望める日を絶対条件にして、この冬一番の寒い朝となり、快晴となっていたのでこの日を逃すまいと、飛び出していた。
吾妻山公園は、一年中花が絶えることがない公園として湘南地区では有名であり、「関東富士見100選」や「かながわ景勝50選」、「かながわ公園50選」、「かながわ美林50選」など数々の冠を戴く名所でもある。
特に、冬のこの時期には、菜の花が咲き誇り富士山の姿が澄んだ空気の中で最も美しく心躍らせていた。
吾妻山公園には、初めて訪問であるが、山と海の絶景を望めるコースを走ろうと、二宮駅から出発して、公園内を周回してから、海岸に出てビーチを走り駅に戻る周回コースに挑戦してみた。
二宮駅でコース案内を確認して、二宮町役場前の登り口から、急登の約300段の階段を駆け上ると、相模湾を見下ろす光景は、期待に違わず素晴らしく息切れも忘れる程の爽快感を味わいました。
階段を登り切ったところでは、我がふるさとの花である「越前水仙」が潮風を受けてなびいており、可憐な白い花と甘い香りを放ち、思わず立ち止まって薫風を嗅いでいた。
浅間神社に参拝して、展望台に着くと大勢の見物客が菜の花畑の先に富士山を望む、眺望にカメラを構えて見とれていました。
遠くには、丹沢山系や箱根、伊豆半島、相模湾などが望めて、まさに湘南一の絶景であったが、残念ながら期待に反して この日の富士山は、雲のスカートを履いていて、全貌を見せていなかった。
また、『菜の花』のイエロー絨毯と青い空のコントラストは見事で、展望台ではお昼を取りながら、菜の花ウオッチングする人々で大にぎわいを見せていた。
さらにスケッチグループも、この光景をカメラではなくキャンパスに記そうと筆をとりながら、楽しんでいる光景が見られた。
しばし、菜の花を愛でながら憩いを取っていたが、菜の花畑は意外と広くなく、写真などでイメージしていたより、半分以下だったのには、少々がっかりしていた。
展望台から奥の動物園・散策路へとガイドマップに従いジョグって見ると、大した距離ではないが、適度なアップダウンがあり、クロカン走として足裏の感触もよく、潮風を受けて自然との触れ合いを満喫しながら森の道を往復して、吾妻神社へと向かい参拝して下山。
下山路の階段は、ジグザグ道であるが、ところどころの折り返しには、簡易ベンチが置かれており、一般の客にはこの階段はきついのだろうか、地元の心やさしさが伺える。
一気に駆け下りて、吾妻神社の鳥居をくぐり、東海道線を一跨ぎして梅沢海岸へとジョグって約10分で漁港に到着した。
この海岸では、数年前まで砂利浜を走るユニークな「湘南ビーチマラソン」が行われていて、3回出場して砂利浜を走る厳しさを経験したが、今は、砂浜が削られて大会も無くなっている懐かしいビーチである。
波静かなこの日は、磯釣りのメッカになっているそうで、この日も多くの釣り人が糸を垂れていました。
砂利浜をしばらく走ってみたが、結構足腰への負担は大きく、1号線へと取ってかえして二宮駅前の「ガラスのうさぎ像」へと戻ってきた。
約2時間弱のJog&Walkでしたが、潮風の香りを体一杯に浸み込ませての心地よい散策であった。
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