今日は下の娘の成人式。成人おめでとう。今年も式で暴れる若者がメディアを賑わすのかな?なんて思いながらも、我が娘に・・・頑張り屋の君、いつも家族思いの君、これからも感謝の気持ちを忘れずに一人の成人として自分の道を歩んでいってほしい。と言いたい。
しかし、わたしは今日も病院へ行かなくてはならないのである。実は・・・昨日、実家から突然電話が入った。父の様子がおかしいと。ろれつが回らない。血の気がない。自立歩行が出来ない・・・。掛かり付けのお医者さんに診ていただいたが、すぐ大きな病院へ行った方がよいと。私は急いで実家へ迎えに行くことに。車の中で年老いた父母を実家に残して家を出てしまっていることに罪悪感を抱きながらも何とか無事でいることを願っていた。途中までタクシーでこちらに向かっていた父母と途中で落ち合い私の車で太田西ノ内へ。父はやはり様子がおかしく、顔や手は死体のように青白く冷たい。車椅子に乗せられ診察室へ。脳神経外科で検査。先生の話では、MRI画像では異常はない。しかし採血の結果異常な数値が見られる。極度の貧血。これは、身体の何処かで出血していると推測できる。至急緊急救命センターに移された。そこで検査をしたところ、出血性ショックをおこしかけていること、消化器系からの出血が疑われることが判った。今度は消化器系の先生に緊急の内視鏡検査をしていただいたところ、食道から血が吹き出ていることが判り、クリップで止血して、緊急入院となった。
先生方の素晴らしい連係プレーでお陰様で父は命拾いをしました。あのまま出血が続いていたと思うとぞっとします。本当にありがとうございました。明らかに私よりも年の若い先生方(20代~40代)のプロの医師としての知識、判断力のすばらしさに脱帽です。私もプロの教師としてこうあらねばと感じました。
私たちは多くのプロの方々に支えられて生きているんだなあと成人の日を控え、改めて感じました。プロというのは職業としてのプロはもちろん、人間としてのプロも含みます。母親として、父親として・・・等々。父は今日も採血と内視鏡検査をして止血を確認していただきます。お医者さんから家族にお話があるということなので私は今日も病院へ行きます。
さて、今日、明日全国で多くの若者が成人式を迎えます。みなさんどんなことを思い、どんな成人式を迎えるのでしょうか?
昨年秋、私の父も倒れました。
たまたま無職期間だったため
24時間体制で看病できました。
おかげ様で再就職が決まるまでに
手術が成功しました。
家族の健康が何よりの宝です。